地場者の立ち話

仕手株情報や投機筋情報などシマ(兜町)から取ったホットな情報をお伝えします。仕手筋から外国人投資家の動向まで、彼らの情報は実に多岐に渡ります。


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2024年9月13日(金)   

H「3連休前の週末となる今日の日本市場は反落となった。」

K「ああ。昨日の強さから戻り基調続くことも期待されたが・・。」

H「昨日あれだけ上げたわけだし、今日は連休前ということもあり反落も仕方ないだろう。」

K「まあそうだな。ただSQ値は36,906.92円となっており、日経平均はザラ場一度も付けておらず、いわゆる幻のSQ値になったのは気掛かりだけどな。」

H「そうだな。昨日の米国株はしっかりと続伸していたんだが、為替が円高気味となっており、日本株には重石となった。」

K「昨日は米8月PPIが発表された。ほぼ市場予測通りでサプライズはなかったといえる。」

H「ああ。先週の新規失業保険申請件数も市場予測通りだし、あまり材料にはならなかった。」

K「欧州ではECB理事会が行われ、2会合ぶりの利下げを決めた。」

H「利下げ幅は0.25%で、想定通りだったといえ、やはりサプライズはなかった。」

K「これらをうけ米国株は大人しく始まり、寄り後は売り買い交錯していてまちまちの展開だった。」

H「ただ午後に入るとハイテク株に値を伸ばすものが見られ、株価指数を押し上げている。」

K「半導体株は軟調なものも目立っていたが、エヌビディアとブロードコムはしっかりだった。」

H「アナリストによる強気姿勢が改めて示され追い風になったようだ。」

K「半導体以外では、アルファベットやメタ、アマゾンがしっかりだった。」

H「その影響もありナスダック指数は1%高としっかり続伸した。」

K「日本株にも追い風になるかと期待したが、ほぼ寄り高となってしまった。」

H「円高が重石となり輸出関連株などが売られていたからな。日経平均はプラスで始まったがTOPIXは寄り付きからマイナススタートとなっていた。」

K「日中にも円高へ更に振れており、ドル円は年初来安値を更新した。」

H「この動きからも、やはり日本株の重石になっているのは円高だな。」

K「そうだな。ドル建て日経平均は今日は上昇しており、円高要因だけで下げてしまった格好だ。」

H「まあ来週には米国でFOMC控えており、利下げが確実だからな。ドル円は円高へ振れやすい。」

K「しかも0.5%の利下げとなる可能性もそれなりにあるといえるから。円高圧力強まるのも無理はない。」

H「Fedウォッチャーで知られるWSJ記者のニック・ティミラオス氏が、FRBが来週のFOMCで利下げ幅を0.5%にすることも検討しているとの記事が伝わっている。」

K「ああ。0.25か0.5か、まだFRBも迷っているんだろうな。」

H「ただ来週FOMC前に幾つか経済指標発表もあるからな。それら次第といえそうだ。」

K「そうかもな。特に米8月小売売上高は注目だろう。」

H「取りあえず日本は連休となるが、その間、米国株しっかりとした展開続けて欲しいモンだ。」

K「米国株もそうだが、これ以上の円高は避けたいところだな。1ドル140円を割り込んでくると心理的にも良くないだろうからな。」

H「ああ。何とか粘って欲しいモンだな。期待したい。」


2024年9月12日(木)   

H「今日の日本市場は大幅に反発した。」

K「ああ。日経平均は8日ぶりの上昇となり、しかも爆上げだ。」

H「今週の下落分を全て取り戻した格好だ。」

K「日経平均はな。TOPIXは今週の下落分をまだ取り戻せていない。」

H「昨日の米国株がしっかりと上昇し、日本株に追い風となった。」

K「しかも最近弱含みだった半導体株中心にハイテク株が昨晩の米国市場で強く買われており、投資家心理にも追い風となった。」

H「ただ昨日の米国株は荒かったな。結構売られる場面も見られたしな。」

K「注目された米8月CPIはほぼ市場予測通りだったといえるだろう。コア指数がやや市場予測より強かったが、まあ予測の範囲内だといえる。」

H「それをうけ為替は円安へ振れて、日経先物も夜間取引でしっかりと上げていた。」

K「米国株もダウやナスダック指数は上昇で始まっていた。」

H「ただ寄り後は売り優勢の動きとなり、ダウは一時740ドル超の下落となる場面も見られたからな。」

K「ああ。日経先物も夜間取引で下げに転じており、35400円台まで突っ込む場面もみられていた。」

H「ただ売り一巡後は切り返して、下げ幅縮小する動きとなっている。」

K「米国市場で半導体株などハイテク株が買われて指数を押し上げたといえるだろう。」

H「きっかけはエヌビディアだとの見方だ。」

K「そうだな。エヌビディアのフアンCEOが半導体の需要は非常に高いと示したことから、エヌビディアがどんどん値を伸ばし、他のAIや半導体関連株などへ買いが波及した。」

H「結局、ダウも終盤にはプラスに転じて引けている。ナスダック指数なんて2%超の大幅高で引けた。」

K「為替市場では円安気味となっており、日本株もさすがに大きく上げて始まった。」

H「昨日は空売り比率が結構高かったこともあり、買い戻しの動きもあったんだろう。」

K「そうだな。前場中には日銀の田村審議委員が、少なくとも中立金利までの利上げ必要だと述べたことが伝わり、円高へ振れ日経平均上げ縮小する場面も見られた。」

H「ただ売りも続かなかったな。」

K「ああ。田村審議委員はタカ派で知られており、鵜呑みにする向きも乏しいといえるしな。」

H「ただ田村審議委員は中立金利は最低でも1%程度だろうと述べたのは驚いたけどな。」

K「そうだな。具体的に中立金利を示したのは日銀当局者では初めてだ。」

H「でも後場には再び円安気味となっており、日経平均は後場一段高となる場面も見られた。」

K「終わってみれば1200円超の大幅高で引けている。今年3番目に大きい上げとなった。」

H「相変わらずボラティリティ高いが、とりあえず連日で下げていただけに、今日大きく反発したのは投資家心理にも追い風だ。」

K「まあこれで明日派手に下げてしまっては意味ないけどな。」

H「取りあえず今晩の米国株しっかりと続伸出来るのか注目したい。期待したいモンだ。」


2024年9月11日(水)   

H「荒れるといわれるSQ週の水曜日となる今日の日本市場は大幅に続落となった。」

K「ああ。日経平均は7日続落だ。」

H「昨日の米国株は高安まちまちだったんだが、半導体などハイテク株は比較的にしっかりだった。」

K「そうだな。昨日の米国株は金融株が売られて重石となった。ゴールドマンやJPモルガンのCEOがそれぞれ先行き懸念を示すような発言し嫌気された。」

H「ああ。それに伴い景気敏感株の一角にも売りが出て、ダウは一時400ドル超の下落となる場面も見られた。」

K「ただその一方で、一部のハイテク株やディフェンシブ株が買われて支えとなった。」

H「ダウは殆どマイナス圏での推移だったが、S&P500指数とナスダック指数はプラス圏での推移が目立っていた。」

K「結局ダウは90ドル程度まで下げ縮小し引けている。S&P500指数、ナスダック指数はしっかりとプラスで引けており続伸した。」

H「ただ為替市場では円高に進行しており日本株は売り優勢で始まった。」

K「ああ。米債券市場では長期金利などが利回りが低下しており、ドル売りに繋がっている。」

H「日本時間にも更に円高が進行しており、今日の日本株売りに繋がっている。」

K「そうだな。午前中には中川日銀審議委員の発言が円高を後押ししたとの見方だが、特に目新しい発言はなかった。」

H「ああ。経済や物価見通しが実現していくなら、利上げする可能性を示唆しただけだ。これは植田日銀総裁なども言っていることだし目新しい発言でもない。」

K「まあ投機筋による円買い理由にされた感じだろう。」

H「あとは米国でトランプ氏とハリス氏がテレビ討論会で初対決を行っており、ハリス氏が優勢との見方もドル売りにつながったとの声も聞かれた。」

K「そうだな。ただトランプ氏は以前ドル高けん制発言しているし、トランプ氏劣勢でドル売りに繋がっているのかどうかは微妙だけどな。」

H「まあ根本的にドル円は円高へ振れやすい状況だからな。テレビ討論会など関係ない可能性もあるだろう。」

K「ああ。来週のFOMCでは利下げが決定的だし、場合によっては0.5%の利下げもあり得る状況だ。」

H「一方、日銀は来週の会合では据え置き濃厚だが、いずれは利上げに動くと見られている。」

K「金融政策の方向性は全く逆となっているため、ドル円が円高へ進んでいくのは自然の流れだ。」

H「今日の午後にはドル円が年初来安値を更新している。その時に日経平均は35200円台まで突っ込み下げ幅は900円超となる場面も見られた。」

K「日経先物には投機筋によるショート的な動きもあったんだろう。メジャーSQ週だけ尚更だ。」

H「ただ大引けにかけては急速に下げ渋った。」

K「単純にショートしていた投機筋が買い戻しに動いたんだろう。今晩米国ではCPI発表もあるし、ひとまずポジション減らしたくなるのも無理はない。」

H「SQ通過で日本株再び強含んでくればいいのだが・・。」

K「そうなればいいが、このまま二番底を探りに行くとの見方も多くなってきたからな。」

H「取り合えず今晩の米CPIに注目したい。それによっては更に円高へ振れる可能性もあるし、逆に円安へある程度戻せる期待もあるからな。」

K「米国株の反応も注目だな。あまりに弱い数字だと、逆に嫌気される恐れもある。」

H「まあ注目しておきたいモンだ。」


2024年9月10日(火)   

H「今日の日本市場は小幅ながらも続落となった。」

K「ああ。日経平均は今日で6日続落となっており、派手に下落してきた割には反発出来ない。」

H「まあ場中には反発する場面も見られていたんだが、如何せん上値での売り圧力も強いようで、値を保てない。」

K「そうだな。前場中には日経平均300円超の上昇となる場面もあったんが、プラス圏すら維持出来なかった。」

H「まあ底堅さは見られていたといえるが、それでも一時200円超の下落となる場面もあったからな。」

K「日経平均は日中500円以上動いているが、この程度の動きはもう慣れてしまった感じで、言うほど大きな動きに感じられなかった。」

H「最近にしては小動きだったしな。」

K「ただ昨日の米国株はしっかりと反発しただけに、今日くらいは日本株もプラス圏で引けて欲しかったんだが・・・。」

H「昨日の米国株は、終日しっかりとした展開だった。」

K「ああ。特に材料はないものの、先週の下落による反動から、買い戻しや見直し買いが景気敏感株やハイテク株に見られていた。」

H「投資家心理に影響与えることも多いエヌビディアもしっかりと反発していたしな。」

K「昨日の米国市場ではアップルのイベントが注目されていた。新型iPhoneが発表されるとのことで期待されたが、アップル株の反応は弱含みだった。」

H「ああ。最終的には小幅高で引けているものの、アップルはマイナス圏での推移も目立っていた。」

K「アップルの動きに刺激うけたか、主要株価3指数も上げ縮小する場面も見られたが、終盤は垂れ渋り、いずれも1%超の上昇で引けている。」

H「それをうけ日経平均は上昇して始まったんだが、寄り後は上げ縮小してあっさりとマイ転したからな。」

K「ああ。一時36000円付近まで垂れて200円超の下落となったんだが、そこが今日の安値となった。」

H「その後は切り返して36500円台まで上げて、300円超の上昇となったんだが・・・。」

K「買いも続かずだ。」

H「結局、前場は僅かなプラスで引けていた。後場は方向感乏しい揉み合いの動きで、プラス圏での推移が目立っていたんだが・・・。」

K「終わってみれば結局マイナス引けだからな。」

H「どっちつかずに展開だが、商いも乏しいし手控えている向きも多いのかもな。」

K「まあ今週末にはメジャーSQも控えているし、どっちへ向かうのか読みにくく、動きにくい面はあるからな。」

H「そうだな。今週は米国でCPIなど重要なインフレ指標もあり、欧州ではECB理事会が行われる。それら次第では為替などに影響与え、日本株にも大きく影響出てくる。」

K「どっちに動くのか読みにくい面もあり、手控える向きも多いんだろう。」

H「日本時間の明日午前中には米大統領候補によるテレビ討論会も行われる。」

K「まあ市場への影響は限定的だろうけど、トランプ氏とハリス氏による初対決だからな。」

H「11月の大統領選はどっちが勝つのか全く不透明な状況だけに、テレビ討論会は注目される。」

K「はっきりと明暗分かれるのか不透明だが、注目しておきたい。」

H「取りあえず今晩の米国株しっかりと続伸出来るのか注目だな。期待したいモンだ。」


2024年9月9日(月)   

H「週明けとなる今日の日本市場は続落となった。」

K「ああ。ただ安値からはかなり下げ幅縮小しており、悪くはない動きだ。」

H「そうだな。朝方の安値からは日経平均一時1000円超も戻したからな。」

K「一時、日経平均は1100円超の下落となる場面もあったからな。」

H「先週末の米国株が結構下げており、日本株にも重石となった。」

K「注目された米8月雇用統計は、非農業部門雇用者数が14.2万人増と前回より増加したものの市場予測には届かなかった。」

H「ああ。しかも前回や前々回分が下方修正されており、弱い雇用統計だといえるだろう。」

K「ただ失業率は前回より低下した。まあ市場予測通りだが・・・。」

H「これをうけ、一時9月の利下げは0.5%という見方が強まったんだが、そういった見方も続かずだ。」

K「ああ。雇用統計は確かに弱いといえるものの、景気後退を強めるような結果ではなかったといえる。」

H「そうだな。ある意味、想定の範囲内といえ、波乱要因にはならない結果だったといえる。」

K「実際これをうけ米国株は上昇して始まっているからな。」

H「為替も円高ドル安に振れたが、それも続かずドル円は下げ渋っていた。」

K「ああ。前回ほどのショック感はなく、ダウは朝方に250ドル超の上昇となる場面も見られた。」

H「ただ半導体などハイテク株が売られて重石となり、ダウは結局1%安の410ドル安で引けている。」

K「エヌビディアやテスラが結構大きく売られており投資家心理を冷やしたといえる。」

H「S&P500指数は1.7%安、ナスダック指数は2.5%超の大幅安で引けているしな。」

K「この動きからも、先週末の米国株安は、雇用統計を嫌気というよりは主力ハイテク株の弱さが嫌気されたという感じだ。」

H「そうだな。それをうけ日経先物は派手に下落して買ってきており、日経平均は再び1000円超の下落を見せていた。」

K「前場中頃まで戻りも鈍く弱含みの展開だったんだが、その後は徐々に戻してくる動きになっている。」

H「朝方は押し目買いも恐る恐るだった感じだ。先月の下落があるだけに仕方ないとえるけどな。」

K「そうだな。下値叩く動きがあまり見られず限定的になりそうだとの見方が増えてくると、徐々に下げ縮小してくる動きになっている。」

H「押し目買いに動いても大丈夫そうだと思った個人投資家が買い気を強めてきたのかもな。」

K「そうだな。先月派手に下落した際、戻りに乗り損ねた向きも多いようだしな。」

H「今回はしっかり買うと狙っていた向きも多いのかもな。」

K「あとは買い戻しの動きもあるんだろう。先週末の日本市場は米雇用統計への警戒から、ポジション落としたりヘッジ的にショートした向きも多い。」

H「投機的に先物ショートする向きも多かったのかもな。」

K「それらの買い戻しが今日の下げ縮小につながった面もあるだろう。」

H「このまま戻り基調に再び転じてくれればいいのだが・・。」

K「そうだな。米主力ハイテク株がしっかりと下げ止まり買われてくる展開になるかだろうな。」

H「今晩の米国株注目だな。しっかりと反発して欲しいモンだ。」

 

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