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2026年10月30日(金)

H氏
週末で月末となる今日の日本市場は大幅に反落した。

K氏
ああ。日経平均は一時1900円を超える下落となり、終値でも1300円を超える大幅安となった。

H氏
昨晩の米国市場は主要3指数が揃って4日ぶりに反落していたからな。

K氏
そうだな。前日引け後に決算を発表したアルファベットが、売上高の市場予想未達や巨額のAI投資によるキャッシュフローの悪化を嫌気され、12%を超える急落となった。

H氏
最近はAI投資の採算性に対する懸念が強まっていただけに、改めて警戒感が広がったわけか。

K氏
ああ。エヌビディアやAMDなど半導体関連株にも売りが波及し、SOX指数は1.42%安と5営業日ぶりに反落した。

H氏
それにソフトウェア関連株も大きく売られていたな。

K氏
そうだな。企業向け業務管理ソフトのサービスナウや、サイバーセキュリティ大手フォーティネットが決算を受けて20%を超える急落となった。

H氏
AIによって従来のソフトウェア事業が影響を受けるとの懸念もあるようだな。

K氏
ああ。両社とも市場の高い期待に届かなかったことに加え、AIによる競争環境の変化も警戒され、関連株全体に売りが広がった。

H氏
一方、ダウはキャタピラーが決算を受けて大きく下落したことが重しになった。

K氏
そうだな。ただ、米長期金利が低下したことに加え、好決算を発表した医薬品大手のメルクやイーライリリー、自動車大手フォードなどは大きく上昇した。

H氏
小型株指数のラッセル2000も上昇していたな。

K氏
ああ。S&P500の構成銘柄も値上がりが圧倒的に多く、AI・ハイテク関連株への売りが指数全体を押し下げた格好だ。

H氏
結局、ダウは133ドルの小幅な下落となり、0.25%安で引けた。

K氏
そうだな。S&P500は0.30%安だった一方、ナスダックは1.38%安と下げが大きくなった。

H氏
さらに米国市場引け後に発表された決算も、厳しい反応となった。

K氏
ああ。アマゾンはクラウド事業のAWSが前年同期比39%増収と好調だったものの、売上高や利益が市場予想に届かず、時間外で大きく下落した。

H氏
それにAI関連の設備投資もかなり膨らんでいるようだな。

K氏
そうだな。今年の設備投資額は2200億ドルを見込み、来年はさらに増やす方針だ。過去12カ月のフリーキャッシュフローも424億ドルのマイナスとなり、巨額投資の負担が改めて嫌気された。

H氏
インテルも決算を受けて時間外で急落していたな。

K氏
ああ。イスラエル工場で発生した事故による生産制約に加え、パソコン向け需要の低迷も響き、10-12月期の業績見通しが市場予想を下回った。

H氏
半導体メモリー大手のサンディスクも売られていた。

K氏
そうだな。ただ、こちらは売上高や利益が市場予想を上回っており、好決算でも売られるなど、半導体関連株に対する市場の期待の高さがうかがえる。

H氏
それを受けて今日の日本市場でも、AI・半導体関連株を中心に売りが広がった。

K氏
ああ。アドバンテストや東京エレクトロン、キオクシアなどが大幅安となり、日経平均は一時1900円を超える下落となった。

H氏
韓国株が大きく下落していたことも重しになったな。

K氏
そうだな。サムスン電子やSKハイニックスなどが売られ、韓国KOSPIも一時4%近い下落となった。

H氏
日本ではイビデンもストップ安となるなど、半導体関連株への売りが目立った。

K氏
ああ。特に日経平均への寄与度が大きいアドバンテストの下げが響いた。この1銘柄だけで日経平均を一時640円程度押し下げる場面もあった。

H氏
ただ、日経平均の大幅安ほど、相場全体が弱かったわけでもないようだな。

K氏
そうだな。前場は東証プライムの4割以上の銘柄が上昇しており、空運や小売など内需関連株には買いが入っていた。

H氏
好決算を発表したコナミGも大きく上昇していたな。

K氏
ああ。AI・半導体関連株に売りが集中する一方、AI・半導体関連株以外の好業績のものに買いが向かうなど、物色にはかなりの温度差があった。

H氏
それに今日は日銀金融政策決定会合の結果発表もあった。

K氏
そうだな。政策金利は予想通り1.25%に据え置かれたものの、高田委員が0.25%の利上げを主張するなど、追加利上げへの警戒も残った。

H氏
しかも日銀は保有するETFの売却ペースを引き上げる方針も示したな。

K氏
ああ。2027年1月から年間の売却額を簿価で3300億円程度から8600億円程度に増やす。市場には一時需給悪化を警戒する動きも出た。

K氏
そうだな。日銀会合を通過したことへの安心感もあったようだ。ただ、米ハイテク株安への警戒は根強く、戻りは限定的だった。

H氏
結局、日経平均は1369円安の2.12%安で引けた。

K氏
ああ。TOPIXも0.95%安となったが、日経平均に比べれば下落は小さかった。

H氏
昨日は新TOPIXへの移行に伴う大規模リバランスで大商いとなったが、今日は一転して厳しい相場だったな。

K氏
そうだな。ただ、今日はAI・半導体株の下落が突出しており、必ずしも全面的なリスク回避というわけではなさそうだ。

H氏
やはり今晩の米国市場で、AI関連株がどこまで売られるのかが気になるところだな。

K氏
ああ。最近はAI需要の強さが確認されても、巨額投資や収益性への懸念から株価が売られるケースが目立っている。

H氏
そうだな。まずは米ハイテク株の下落が一巡するのか、そして来週は日本企業の決算が本格化するなか、個別株への物色がどこまで広がるのか注目したいところだな。期待したいモンだ。
2026年10月29日(木)

K氏
ああ。日経平均は3日続伸となり、一時800円を超える上昇となった。その後は一旦伸び悩んだものの、後場には再び買いが強まった。

H氏
昨晩の米国市場も主要3指数が揃って小幅に続伸していたからな。

K氏
そうだな。前日に好決算を発表した韓国SKハイニックスを受けて、AI向けメモリー需要の強さが改めて確認された。

H氏
それで昨晩はマイクロンが大きく上昇し、半導体関連株にも買いが広がったわけか。

K氏
ああ。SOX指数は1.75%高と4日続伸した。

K氏
そうだな。投資家向け説明会で2030年度の売上高を2250億ドル以上とする強気な長期目標を発表し、株価は10%を超える上昇となった。

H氏
最近はAIインフラ投資の資金調達や採算性への懸念が強まっていたんだけどな。

K氏
ああ。ただ、オラクルは2028年度後半にフリーキャッシュフローが黒字化し、2029年度からは成長投資を内部資金で賄えるとの見通しも示した。

K氏
そうだな。2030年度までの追加調達額を200億ドル以内に制限するとしており、巨額のAI投資に対する資金面の不安を和らげる内容だった。

K氏
ああ。フーシ派によるサウジアラビアの製油所への攻撃や、米国が中間選挙後にイランへの軍事攻撃を再開するとの観測から、WTI原油が大幅に上昇した。

H氏
原油高によるインフレ懸念から、米長期金利も上昇したわけか。

K氏
そうだな。米10年債利回りは5%を超える水準まで上昇しており、株式市場の重しになった。

H氏
それに昨晩は注目のFOMCも開催されていたな。

K氏
ああ。予想通り政策金利の据え置きを決定した。ただ、2人の委員が利上げを主張して反対票を投じるなど、FRB内部でも意見が分かれている。

H氏
ウォーシュ議長は12月の利上げについて、明確な方針を示さなかった。

K氏
そうだな。インフレ警戒は依然として強いものの、今回のFOMCは大きな混乱もなく通過した。

H氏
結局、ダウは98ドルの小幅な上昇となり、0.19%高で引けた。

K氏
ああ。S&P500は0.28%高、ナスダックも0.27%高と揃って3日続伸した。

H氏
ただ、米国市場引け後に発表されたアルファベットの決算は厳しい反応だったな。

K氏
そうだな。売上高や利益が市場予想を下回ったうえ、AI関連の巨額投資によるフリーキャッシュフローの悪化も嫌気され、時間外で10%近く急落した。

H氏
一方、同じく決算を発表したマイクロソフトは時間外で上昇していた。

K氏
ああ。AI投資への評価が分かれており、今後は単に投資を拡大しているだけでなく、どれだけ収益につながっているかが一段と重要になりそうだ。

K氏
ああ。前日に好決算発表したアドバンテストや、今日のTOPIXリバランスで買い需要が期待されているキオクシアなどが買われ、日経平均は一時800円を超える上昇となった。

H氏
韓国株が朝方に大きく上昇していたことも追い風になったな。

K氏
そうだな。ただ、その韓国市場がサムスン電子の決算発表をきっかけに急変した。

K氏
ああ。7~9月期の営業利益は107兆ウォンを超える過去最高となったものの、半導体部門の利益が市場の高い期待に届かなかった。

K氏
そうだな。次期株主還元方針の発表を来年1月まで見送ったことも嫌気され、サムスン電子が急落。韓国KOSPIも一転して大幅安となった。

H氏
それを受けて日本市場でも半導体関連株に売りが広がり、日経平均は一時マイナスに転じた。

K氏
ああ。ただ、下値では買いも入り、前場は177円高で引けた。

K氏
そうだな。アドバンテストやキオクシアなどに買いが入り、日経平均は前場の高値を超えて一時877円高まで上昇した。

H氏
ところで今日は、通常とは違う大規模なTOPIXリバランスも実施された。

K氏
ああ。今回は新TOPIXへの移行に向けた最初の定期銘柄入れ替えで、構成銘柄の見直しと浮動株比率の変更が重なる大きな節目だった。

H氏
通常の定期的なリバランスとは、かなり規模が違うわけか。

K氏
そうだな。新たな採用銘柄やウェイトの変更に合わせ、TOPIX連動型のインデックスファンドなどが大量の売買を行うため、特に大引けに注文が集中した。

H氏
キオクシアにはかなり大きな買い需要が見込まれていたな。

K氏
ああ。事前の証券会社の推計では、キオクシアに約1兆円、アドバンテストにも約2000億円の買い需要が見込まれていた。一方、三菱商事や村田製作所などには大きな売り需要が想定されていた。

K氏
そうだな。大引けだけで約6兆円もの売買代金が成立した。新TOPIXへの移行に伴う大規模な資金移動が、いかに注目されていたかを物語っている。

H氏
もっとも、こうした売買は企業業績や相場観とは別の需給要因だからな。

K氏
ああ。指数に連動するための機械的な売買が中心となるだけに、今日の大引けの株価変動をそのまま地合いの強弱と捉えるのは難しい。

H氏
結局、日経平均は705円高となり、1.1%高で引けた。

K氏
TOPIXも後場にプラスに転じ、小幅ながら今日の高値付近で引けた。

H氏
ただ、今晩も米国ではアマゾンなどの決算発表が控えている。

K氏
そうだな。それに明日は日銀金融政策決定会合の結果発表もある。

H氏
ああ。今日のリバランス通過で需給面の大きな節目を迎えたが、今後は改めて日米の金融政策や企業決算を見ながら、相場の方向性を探る展開になりそうだ。
2026年10月28日(水)

H氏
今日の日本市場はまちまちとなったが日経平均は大幅に続伸した。

K氏
ああ。日経平均は一時1000円を超える上昇となったからな。ただ、TOPIXは小幅安となり、かなり偏った相場だった。

H氏
昨晩の米国市場も主要3指数が揃って続伸していたからな。

K氏
そうだな。アンソロピックのIPOへの期待が続くなか、AI関連株への買いが一段と強まった。

H氏
それに昨日は、アンソロピックに関連した大型の資金調達計画も発表された。

K氏
ああ。バンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレー、ブラックストーンなど米金融大手4社が、総額630億ドルの資金調達計画を発表した。

H氏
ブロードコム製のAI半導体などの導入を支援するための資金だな。

K氏
そうだな。特別目的会社を通じてAI半導体などを購入し、アンソロピックに貸し出す仕組みで、2027年からの導入が予定されている。

H氏
それを受けてブロードコムが大きく買われたわけか。

K氏
ああ。ブロードコムは約4%上昇し、AMDやエヌビディアなど半導体関連株にも買いが広がった。

H氏
ただ、最近はAIインフラ投資の資金調達への懸念が強まっていたんだけどな。

K氏
そうだな。コアウィーブの社債価格急落などで信用不安が広がっていただけに、今回のような巨額の資金調達計画がまとまったことは、投資家に安心感を与えた面もありそうだ。

H氏
もっとも、ブロードコムも資産価値を保証する仕組みになっているようだな。

K氏
ああ。金融機関だけがリスクを負うわけではなく、半導体メーカー側も一定のリスクを引き受ける形だ。AI投資を巡る資金調達の問題が完全に解消したわけではない。

H氏
それでも昨晩はAI・半導体関連株が相場をけん引した。

K氏
そうだな。SOX指数は3.60%高と大幅に続伸した。

H氏
中東情勢を巡る緊張緩和への期待から、WTI原油が続落したことも追い風になった。

K氏
ああ。原油高によるインフレ懸念がやや和らぎ、投資家心理を支えた。

H氏
一方、ボーイングは決算を受けて大きく売られていた。

K氏
そうだな。737MAXの増産計画が遅れる見通しとなったほか、キャッシュフローの回復も市場の期待に届かず、10%を超える急落となった。

K氏
ああ。ダウは16ドル高の0.03%高となった一方、S&P500は0.60%高、ナスダックは1.18%高としっかりだった。

H氏
それを受けて今日の日本市場でもAI・半導体関連株に買いが入った。

K氏
そうだな。アドバンテストや東京エレクトロン、キオクシアなどが買われ、日経平均は朝方から大きく上昇した。

H氏
韓国株が大幅に上昇していたことも追い風になったな。

K氏
ああ。今日は韓国SKハイニックスが7-9月期決算を発表し、営業利益が前年同期の約7倍となる過去最高を記録した。

H氏
AI向けメモリー需要の強さが改めて確認されたわけか。

K氏
そうだな。しかも2027~2028年の生産能力の半分以上について、長期供給契約を確保したことも明らかにしている。

H氏
今後の需要にもかなり自信を持っているということか。

K氏
ああ。SKハイニックスやサムスン電子が大幅高となり、韓国KOSPIも急伸した。それが日本の半導体関連株への買いを後押しした面は大きそうだ。

H氏
ただ、今日の日本市場は日経平均が大きく上昇した割には、相場全体は強くなかったな。

K氏
そうだな。前場は東証プライムの値上がりが490銘柄に対し、値下がりが1024銘柄と圧倒的に多かった。

K氏
ああ。アドバンテストや東京エレクトロン、ソフトバンクGなど一部の値がさ株が日経平均を大きく押し上げていた一方、保険や食品、ゲーム関連株などには売りが目立った。

H氏
特にカプコンは決算悪くはなかったにもかかわらず、大きく売られていたな。

K氏
そうだな。決算への期待が高かったこともあり、利益確定売りが出たようだ。半導体関連株への資金集中もあって、物色の偏りが目立つ相場だった。

H氏
後場には日経平均が一時1040円高となったものの、そこからは伸び悩んだ。

K氏
ああ。今晩にはFOMCの結果発表や米大型ハイテク企業の決算も控えているだけに、積極的に上値を追う動きは限られたようだ。

H氏
結局、日経平均は685円高と続伸したものの、6万4000円台は維持できなかった。

K氏
そうだな。TOPIXは一時プラスに転じたものの、結局小幅安となり、今日の安値で引けた。

H氏
AI・半導体関連株が強いのは悪くないが、相場全体への広がりは乏しいな。

K氏
ああ。今晩のFOMCに加え、アルファベットやマイクロソフトなどの決算も重要になる。

H氏
そうだな。AI投資の拡大が続く一方、その収益性や資金調達への懸念も残っているだけに、決算内容だけでなく株価がどう反応するのか注目したいところだな。
2026年10月27日(火)

K氏
ああ。日経平均は一時1500円近く上昇し、終値でも1000円を超える大幅高となった。

H氏
昨晩の米国市場もしっかりと反発していたからな。

K氏
そうだな。AI開発大手アンソロピックがIPOに向けた申請書類を公開したことで、AI関連株への投資意欲が回復した。

H氏
アンソロピックのIPOはかなり注目されているからな。

K氏
ああ。ナスダックへの上場を目指しており、時価総額は最大2兆ドルに達する可能性も指摘されている。

H氏
今回の申請書類では、業績も明らかになったようだな。

K氏
そうだな。今年上半期の売上高は前年同期の約14倍となる163億ドルに急拡大した。

H氏
AIサービスの収益化が急速に進んでいることが確認されたわけか。

K氏
ああ。ただ、純損失は807億ドルと巨額だった。もっとも、その大半は転換社債などの評価額上昇に伴う会計上の損失で、実際にそれだけの現金が流出したわけではない。

H氏
そうなると、上場後の株価がどう動くかも注目だな。

K氏
そうだな。AI関連企業の企業価値を評価するうえで、一つの大きな指標になりそうだ。

H氏
それを受け、昨晩はエヌビディアやAMD、マイクロンなど半導体関連株が買い戻された。

K氏
ああ。SOX指数は2.82%高と続伸し、コアウィーブなどAIインフラ関連株にも買いが戻った。

K氏
そうだな。カタールなどによる米国とイランの緊張緩和に向けた外交努力が伝わり、WTI原油が反落した。

K氏
ああ。原油高によるインフレ懸念がやや和らぎ、株式市場には安心感が広がった。

H氏
ただ、メタは巨額の資金調達計画を発表して売られていたな。

K氏
そうだな。AI投資の拡大に向けて、最大950億ドルの株式発行による資金調達計画を明らかにした。

H氏
既存株主にとっては株式の希薄化も懸念されるわけか。

K氏
ああ。アンソロピックのIPOは好感されたものの、巨額のAI投資をどのように賄い、回収していくのかという問題は依然として残っている。

H氏
それでも昨晩の米国株は主要3指数が揃って上昇した。

K氏
そうだな。ダウは146ドル高の0.28%高、S&P500は0.70%高、ナスダックは0.82%高となった。

H氏
そして今日の日本市場でも、朝方からAI・半導体関連株に買いが入った。

K氏
ああ。日経平均は380円近い上昇で始まり、アドバンテストや東京エレクトロンなどが買われて上げ幅を広げた。

H氏
韓国株が大きく上昇していたことも追い風になったな。

K氏
そうだな。韓国KOSPIは一時4%近く上昇し、サムスン電子やSKハイニックスなど半導体関連株が大きく買われた。

H氏
最近は韓国半導体株の急落が日本株の重しになる場面も多かったからな。

K氏
ああ。今日は逆に韓国株の大幅反発が日本の半導体関連株への買いを後押しした格好だ。

K氏
そうだな。ただ、今週はFOMCや日銀会合、それに米大手ハイテク企業の決算も控えているだけに、買い一巡後は伸び悩んだ。

H氏
後場に入ってからは、ほとんど方向感のない揉み合いだったな。

K氏
ああ。半導体関連株への買いは続いていたものの、積極的に上値を追う動きは限られたようだ。

H氏
結局、日経平均は1080円弱の上昇となり、1.73%高で引けた。

K氏
そうだな。一方、TOPIXは0.61%高にとどまった。今日は日経平均への寄与度が大きいAI・半導体関連株が相場を押し上げた面が大きかった。

H氏
それでも前週から続いていたAI関連株の調整が、一旦落ち着いてきたのは悪くないな。

K氏
ああ。ただ、アンソロピックのIPO期待だけでAI投資への懸念が払拭されたわけではない。

H氏
今週の米ハイテク大手の決算も重要になりそうだな。

K氏
そうだな。アルファベットやマイクロソフト、アマゾンなどの設備投資計画や収益性への説明が注目される。

H氏
それに日米の金融政策決定会合も控えているだけに、今日の反発が本格的な上昇再開につながるかは、これらの結果を見極める必要がありそうだな。

K氏
そうだな。とりあえず今晩の米国市場しっかりと続伸できるのか注目したい。
2026年10月26日(月)

H氏
週明けとなる今日の日本市場は高安まちまちとなった。

K氏
ああ。日経平均は500円を超える下落となり3日続落したが、TOPIXは小幅高で引けた。

H氏
先週末の米国市場は主要3指数が揃って下落していたからな。

K氏
そうだな。中東情勢の緊迫化を受けて原油価格が大幅に上昇し、インフレへの警戒が再び強まった。

H氏
フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃が続いているうえ、米国とイスラエルによるイラン攻撃再開の観測も浮上していた。

K氏
ああ。イラン側も報復を警告しており、原油供給への懸念が一段と強まった。

H氏
それを受けてWTI原油は大きく上昇し、米長期金利も上昇した。

K氏
そうだな。米10年債利回りは再び5%に接近した。前日に大きく低下していただけに、その反動もあったようだ。

H氏
追加利上げへの警戒も再び強まったということか。

K氏
ああ。先週発表されたCPIやPPIがともに市場予想を上回っているだけに、原油高によるインフレ長期化への懸念は根強い。

H氏
それでも米国株は、一時持ち直す場面もあったな。

K氏
そうだな。原油高を受けてエネルギー関連株が買われたほか、前日に大きく売られたAI・半導体関連株にも買い戻しが入った。

K氏
ああ。ただ、AIインフラ投資の資金調達や採算性への懸念は依然として強く、ハイテク株の戻りも続かなかった。

H氏
結局、ダウは653ドル安の1.23%安と大きく下落した。

K氏
そうだな。S&P500は0.52%安、ナスダックも0.21%安となり、主要3指数は揃って下落した。

H氏
ただ、週明けの今日は原油価格が下落していたな。

K氏
ああ。カタールの仲介担当者がイランを訪問し、米国と連携して緊張緩和を模索していると伝わったことが材料になった。

K氏
そうだな。ただ、フーシ派による攻撃が収まったわけではなく、実際に緊張緩和が進むかはまだ不透明だ。

H氏
それでも今日の日経平均は、朝方の下落から一時プラスに転じる場面もあった。

K氏
ああ。寄り後には600円近く下落したものの、売り一巡後は買い戻しが入り、一時200円を超える上昇となった。

K氏
そうだな。アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体関連株への売りが続き、日経平均を大きく押し下げた。

H氏
前場は478円安で引けたが、TOPIXはプラスだった。

K氏
ああ。しかも前場は東証プライムの値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大きく上回っていた。

H氏
つまり、日経平均ほど相場全体が弱かったわけではないということか。

K氏
そういうことだ。アドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄だけで、前場の日経平均を420円以上押し下げていた。

K氏
ああ。原油高を背景にINPEXや日揮HDなどが買われたほか、三菱商事や伊藤忠など商社株にも買いが広がった。

H氏
半導体株から他の業種へ資金が向かう動きもあるのかもしれないな。

K氏
そうだな。前場は33業種中22業種が上昇しており、物色の広がりという点では悪くない動きだった。

H氏
後場は日経平均が下げ幅を縮める場面もあったが、上値は重かった。

K氏
ああ。結局、大引けにかけて再び売りが優勢となり、日経平均は500円を超える下落となった。

H氏
それでもTOPIXは小幅ながら上昇して引けている。

K氏
そうだな。AI・半導体株の調整が続く一方、資源や商社などに買いが入っており、相場全体が崩れているわけではなさそうだ。

H氏
ただ、今週は日米の金融政策決定会合も控えているな。

K氏
ああ。FOMCは27~28日、日銀会合は29~30日に開催される。今回は政策金利そのものより、今後の利上げペースを巡る発言が重要になりそうだ。

H氏
それに米国ではアルファベットやマイクロソフト、アマゾンなどの決算も控えている。

K氏
そうだな。AI関連の設備投資計画や収益性について、どのような説明が出るのかが注目される。中東情勢も含めて重要材料が多いだけに、今週は引き続き神経質な相場になりそうだな。