地場者の立ち話

仕手株情報や投機筋情報などシマ(兜町)から取ったホットな情報をお伝えします。仕手筋から外国人投資家の動向まで、彼らの情報は実に多岐に渡ります。


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2025年7月18日(金)   

H「3連休前の週末で、参院選目前となる今日の日本市場は反落となった。」

K「ああ。昨日は上昇していたこともあり、今日の下落は仕方ないだろう。」

H「そうだな。参院選前ということもあり、その結果を受けての市場反応もかなり不透明だからな。」

K「参院選では与党は大敗するのではとの懸念も強いし、そうなったとき、改めて売られるのか、それともアク抜けとなるのかも見方分かれている。」

H「石破首相は続投するのか、それとも辞任して、首相交代となるのか、また政権交代の可能性があるのか、なども不透明だからな。」

K「まあいずれにしろ本当に与党大敗した場合、政局不安が強まるのは確かだな。問題はそれで日本株売りになるかどうかだ。」

H「基本的には政局不安強まれば、株売りになるとみられているけど、今回は与党の敗北はある程度織り込まれている面もあるからな。」

K「それに、もともと石破政権への期待は大きくはなかった。支持率も低迷していたし。」

H「ああ。逆に石破首相が辞任し、新たな首相で立て直し図るなら、期待感も出るかもしれない。」

K「そうだな。与党が大敗するにしても、どれだけ議席取れるかにもよって、その後の動向が変わってくるかもしれないしな。」

H「結局、蓋を開けてみないと選挙の結果も、その後の株価の反応も不透明だということだな。」

K「ああ。それだけに今日はポジション減らしてきた向きも多いんじゃないのか。」

H「そうだな。もしくはヘッジ的に先物ショートしたりする向きも多かったかもな。」

K「しかも日本は連休だからな。米国株の動向も影響も連休明けは影響するかもしれない。」

H「ただ月曜日は先物取引はできるからな。ヘッジくらいはできそうだ。」

K「まあ米国株は足元の強さ見る限り、心配はなさそうだけどな。」

H「確かにそうだな。昨日もしっかりと続伸し、S&P500指数は1週間ぶりに最高値を更新した。ナスダック指数は4日続伸で連日の最高値更新だ。」

K「朝方に発表された米6月小売売上高が市場予測を上回ったことや、先週の新規失業保険申請件数が想定外に減少したことから、米経済の底堅さが好感された。」

H「しかし米国経済、落ちそうで落ちないもんだな。」

K「そうだな。米経済は非常に根強い。この調子だと例え8月から追加関税発動が続出しても、米経済は持ちこたえるかもしれない。」

H「インフレさえ再燃しなければ、利下げ余地はまだ結構あるわけだしな。」

K「ああ。企業決算も懸念するほど、今のところは悪くない。なんなら想定以上の好決算も多いといえる。」

H「そうだな。昨日はトラベラーズやペプシコ、アルコア、ユナイテッド航空などが決算発表で買われていた。米企業じゃないがTSMCも決算好感して買われている。」

K「まあ、決算発表はこれからまだまだ出てくるだけに、好感される決算相次ぐかは分からないが、期待したいモンだな。」

H「日本も徐々に決算発表増えてくる。米国のようにはいきそうもないが、日本株を見直す機運になってくれればいいけどな。」

K「まずは今晩の米国株、それに週末の参院選、どういう結果になるのか注目だな。」

H「ああ、期待したいモンだ。」


2025年7月17日(木)   

H「今日の日本市場は反発となった。」

K「ああ。昨日の米国株がしっかりと上昇し、ナスダック指数は連日の最高値を更新となっている。」

H「昨日の米国株は、朝方に発表された米6月PPIが市場予測を下回り、インフレ再燃懸念が和らいだ。」

K「前日はCPIで、インフレ再燃懸念が意識されたからな。とりあえず強い数字とならず安心感につながった。」

H「それに朝方に決算発表したJ&Jが大きく上昇したことも追い風になっている。」

K「そうだな。連想的に他のヘルスケア関連株も買われていた。」

H「ただ一時全体的に売られる場面も見られていた。」

K「ああ。トランプ大統領がパウエルFRB議長を解任する意向だと伝わった。」

H「また余計なことを・・。」

K「株式市場では株売りに繋がり、為替市場ではドル売りに繋がった。」

H「ただ、その市場反応をうけ、トランプ大統領は速攻でフォロー的な発言をしている。」

K「ああ。パウエルFRB議長の解任の可能性は非常に低いと見解を示した。」

H「それをうけ株価は戻る動きとなり、結局ダウは230ドル超の上昇で引けている。」

K「S&P500指数もしっかりと反発し、ナスダック指数は3日続伸し最高値を更新した。」

H「ただ為替は円高へ振れていたこともあり、日経平均は軟調に始まった。」

K「ああ。寄り後も弱含みの動きで、一時290円超の下落となる場面も見られたからな。」

H「でも、その後は戻してくる動きになっており、TOPIXはプラスに転じ、後場には日経平均もプラスに転じる動きになっている。」

K「日本時間14時半頃に発表されたTSMCの決算をうけ、半導体関連株が買われたことも日経平均を押し上げた。」

H「まあTSMC決算発表前から、一部関連株が買われていたけどな。」

K「そうだな。期待感も強かったようだからな。」

H「結局、今日も半導体関連株が地合いを左右した感じか。」

K「最近はASMLの決算で売られ、TSMCの決算で買い戻されるという展開が多かったが、今回もそんな感じになった格好だ。」

H「終わってみれば、日経平均は230円超の上昇となり、今日のほぼ高値で引けている。」

K「ああ。TOPIXもほぼ高値引けだ。」

H「まあ、日経平均もTOPIXも揉み合い相場を続けている格好だな。」

K「悪くはないだろう。今週は参院選も控えているわけだし、トランプ関税懸念も依然として燻っている。そんな状況でも、揉み合い続けているんだからな。」

H「そうだな。参院選の結果や、トランプ関税の行方次第では、いつでも上放れられるような状況だしな。」

K「まずは今晩の米国株、しっかりと続伸できるのか注目だな。」

H「ああ。期待したいモンだ。」


2025年7月16日(水)   

H「今日の日本市場は小幅ながらも反落となった。」

K「ああ。ただ相変わらず場中は不安定な動きでどっちつかずの展開だった。」

H「そうだな。日経平均、TOPIX共にマイナスになったりプラスになったりと方向感定まらない動きだった。」

K「今日も半導体関連株に刺激を受けていた。」

H「ああ。昨日の米国市場で期待通りエヌビディアなど半導体関連株には買われるもの目立っていたからな。」

K「既に昨日の日本市場では織り込んでいたといえるが、改めて買われている。」

H「そうだな。ただ昨日の米国株は半導体関連株は買われ、ナスダック指数は連日で最高値更新したが小幅高にとどまっている。」

K「ああ。ダウなんて結構下げていたしな。S&P500指数も反落して引けている。」

H「朝方に発表された米CPIは殆ど市場予測通りだったんだが、それをうけ債券市場では米長期金利が上昇し、株式市場には重しとなった。」

K「そうだな。インフレ先行き懸念が意識されたのかもな。やはり関税でインフレ圧力強めるのではと・・。」

H「そうかもな。前回よりは伸び加速していたし、関税の影響はこれからもっと強まるとの見方も多いからな。」

K「ああ。8月から相互関税の上乗せ分が発動する恐れもあるし、医薬品や半導体への部門別関税も同時期に開始することを示唆している。」

H「それらにより米国では物価上昇につながる恐れがあり、その影響が更に出てくる経済指標が発表されるのは、9月以降になるからな。」

K「市場では依然として9月の利下げが期待されているが、果たしてそんな状況で利下げできるのかどうかだな。」

H「そうだな。それに昨日は朝方に決算したJPモルガンやウェルズファーゴが売られて重しとなった面もあるようだ。」

K「これから企業決算が続々出てくるからな。JPモルガンなどの決算をみて、警戒感も強まった恐れもあるかもな。」

H「結局米国株は高安まちまちだったんだが、為替は円安に振れていたこともあり、日経平均はプラスで始まった。」

K「ただ寄り後は売られて、日経平均は一時150円超の下落となる場面も見られた。ただその後は戻して3桁の上昇になるも、結局前場は小幅安で引けていた。」

H「後場には半導体関連株などが買われて、再びプラスに転じ、上げ拡大する動きになっている。」

K「ああ。日経平均は200円超の上昇となる場面も見られたからな。」

H「ただ日本時間14時にオランダの半導体製造装置大手ASMLが発表した決算を機に、半導体関連株が売られてしまい、日経平均も値を消して結局小幅ながらマイナスで引けた。」

K「ASMLの決算は悪くはないんだがガイダンスだけが市場予測に届かず失望されたようだ。」

H「出尽くし的に売られた面もあるのかもな。半導体関連株にはプラス圏維持して引けているものもあるし、失望的に売られたという感じでもない。」

K「そうだな。まあとりあえずASMLがどういった動き見せるのか注目だな。」

H「それにより米半導体関連株がどういった動きを見せるのかも注目したい。」

K「ああ。売られても底堅さ見られればいいけどな。」

H「そうだな。期待したいモンだ。」


2025年7月15日(火)   

H「今日の日本市場は反発となった。」

K「ああ。今日は半導体株に救われた格好だな。」

H「そうだな。昨日の米国株は弱含みで始まったんだが、売りも続かず反発して引けている。」

K「朝方はEUとメキシコに30%の関税を課す方針を先週末にトランプ大統領が示したことが嫌気されたが、協議は続けるとのことだけに関税回避への思惑が下支えとなった。」

H「いわゆるタコトレードだな。」

K「まあ今回はトランプ大統領も各国へ送付している書簡はディールだと言っているしな。交渉次第では、関税を取り下げたり引き下げる可能性があることは示唆している。」

H「でも期限となる8月1日まで日柄も多くはない。幾つかの国は合意出来るかも知れないが、やはり多くの国は合意できずに、トランプ大統領に提示された関税を課せられる公算が大きいだろう。」

K「そうかもな。その割には米国株は底堅いと言えるかもな。ナスダック指数はまた最高値を更新しているし。」

H「米国市場では、トランプ関税を結構楽観視しているようにも思える。」

K「まあ関税を課せられる側より、課す方が悪影響が少ないとの見方も多いからな。」

H「でも関税は、米国にとってはインフレ圧力を強めることになり、それが米経済に悪影響となる恐れはあるんだけどな。」

K「まあ今のところ米国のインフレ率は落ち着いているからな。依然として関税による悪影響はさほど見られていない。それだけに楽観視している面もあるのかもな。」

H「でも8月1日からは関税率も上がることになるんだし、今後悪影響が出てくる恐れはありそうだけどな。」

K「そうだな。とりあえず今日は重要なインフレ指標である米CPIが発表される。関税の悪影響が見られてくるのか注目だな。」

H「今日の日本株は米株高をうけ、買い先行で始まったんだが、寄り後はかなり不安定な展開だった。」

K「ああ。マイナス圏での推移となる場面も見られていたんだが、前場中頃にエヌビディアがH20の中国向け販売を再開すると発表したことが伝わると、半導体関連株が買われ日経平均を押し上げた。」

H「時間外取引でエヌビディア株が上昇しており、今晩の米国市場で半導体関連株が買われるとの期待も強まったようだ。」

K「日本市場では半導体関連株が買われたものの、買い一巡後は垂れてしまったが、後場には改めて買われており、結局日経平均はしっかり上昇し引けている。」

H「ただTOPIXはほぼ横ばいで、半導体関連株だけで日経平均を押し上げた感じだ。」

K「そうだな。今日は値上がり銘柄数より値下がり銘柄数の方が多いしな。」

H「半導体関連株の上昇が支えになった格好だが、それ以外では選挙的な買いは限られているようだ。」

K「米関税への警戒が重石になっている面もあるが、参院選への警戒もあるのかもな。」

H「そうだな。自民公明の与党はかなり苦戦しそうだと伝わっているからな。過半数割れになりそうだとの見方も増えている。」

K「与党が大敗となれば、政局不安につながるし、大敗した政権では、米国との関税協議も難しくなる。」

H「だよな。そうなれば米国との合意は難しくなるし、トランプ大統領が示した関税を黙って受け入れるしかなくなる。」

K「あの関税を受け入れれば、当然日本経済には悪影響だし、海外投資家にとって日本株を買うのはためらうことになるだろう。」

H「下手すりゃ、保有する日本株を売ってくる海外投資家が増えてくる恐れもあるかもな。」

K「そうだな。それだけに参院選の行方を見極めたいという向きも多いんだろう。」

H「とりあえず米国株の強さは続いて欲しいモンだ。今晩の動向注目だな。期待したい。」


2025年7月14日(月)   

H「週明けとなる今日の日本市場は下落となった。」

K「ああ。先週末の米国株が軟調だった他、先週末にはトランプ大統領がEUとメキシコに対して8月1日から30%の関税を課すと表明したことも重しになっている。」

H「EUなどは近く合意に至るという見方も多かったからな。まあ8月1日までに合意できる期待はあるのかもしれないが。」

K「相互関税への懸念に加えて、米長期金利が上昇したことも先週末の米国株には重しになった。」

H「為替は円安に進行しており、日本株には追い風になっている面もあるが、やはり米国の関税政策への警戒の方が強いようで、円安好感の動きも限定的だった。」

K「ああ。ただ底堅さはみられていたし、後場には日経平均、TOPIX共にプラスに転じる場面も見られたからな。」

H「そうだな。でも維持できなかった。」

K「ああ。結局、日経平均は110円安で引けており、TOPIXも小幅ながらもマイナスで引けている。」

H「まあ仕方ないだろう。時間外米先物は軟調推移となっているし、日本に対する相互関税は合意の目途みえず、8月1日から拡大される懸念も強いからな。」

K「ただ日本時間朝方には、トランプ大統領が日本が急速に方針を変えつつあると発言している。」

H「まるで日米交渉で何か進展があったような発言だ。」

K「そうだな。ただトランプ大統領は具体的なことには言及しなかった。」

H「いずれにしろ合意するにしろ、やはり内容が重要だろうな。」

K「ああ。やはりそれなりに日本にもメリットがないと好感もされにくい。」

H「今は参院選前だし、それほど突っ込んだ交渉ができると思えないが。」

K「ああ。もしかすればトランプ大統領が煽って、勝手に言っているだけかもな。」

H「まずは日本よりEUやメキシコ、カナダだろう。その辺が次々と合意してくれれば、日本も期待できそうなんだが。」

K「確かにその辺が合意すれば、日本との協議時間も増えるだろうし、今月中の合意への期待も出てくるかもな。」

H「そうだな。とにかく今は、米国側も忙しいだろうし、日本は参院選目前で忙しい。それだけに突っ込んだ協議もしにくい状況からな。」

K「今のうちに、他の国が次々と合意してくれれば、参院選後に日米がじっくりと協議ができる期待が出てくるからな。」

H「いずれにしろトランプ大統領の発言は今後も市場を振り回しそうだ。」

K「ああ。新たな関税を言い出す恐れもあるし、まだまだ油断ができない状況だ。」

H「関税のこともそうだが、トランプ大統領は14日にロシアに関する重大発表を行うことも明らかにしている。」

K「今日だな。詳細は何も言っていないため分からないが、それについても何を言うのか注目される。」

H「まずは今晩の米国株、どういった動き見せるのか注目したい。期待したいモンだ。」

 

 

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