地場者の立ち話

仕手株情報や投機筋情報などシマ(兜町)から取ったホットな情報をお伝えします。仕手筋から外国人投資家の動向まで、彼らの情報は実に多岐に渡ります。


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2025年9月17日(水)   

H「今日の日本市場は反落となった。」

K「ああ。まあ今日の下落は仕方ないだろう。」

H「そうだな。昨日の米国株も軟調だったし、如何せん今晩FOMC控えているからな。」

K「昨日の米国市場も様子見感強い動きで手仕舞い売りが優勢だったといえる。」

H「ああ。足元強く上げてきており、最高値を何度も更新してきたからな。そりゃFOMC直前だけに手仕舞い売りも出るだろう。」K「ただ小幅安程度にとどまっており底堅さは見られている。」

H「ナスダック指数はプラス圏での推移となる場面も何度か見られていたしな。」

K「大きく崩れる気配がないよな。」

H「FOMCへの警戒が乏しいのか、それとも利下げされることで楽観視しているのか。」

K「もう既に利下げは織り込んでいるだろうからな、やはり注目は次回以降の利下げだろう。」

H「だよな。今年は今回除けば、10月と12月の2回だからな。それらすべて利下げされるとの見方が今は多くなっている。」

K「それがドットチャートで示されるかどうかだな。」

H「あとは来年の利下げが何回行われる見通しが示されるのかも注目される。」

K「そうだな。それらが市場の期待に届かなければ失望的に売られる恐れもあるかもな。」

H「でも、先行きの利下げ見通しは、かなり流動的だからな。今回先行きの利下げが期待通りとならずとも、今後の状況で変わってくる可能性も高い。」

K「まあ逆もしかりだが、確かに先行きは流動的で、今回それが嫌気されても失望的な動きは続きにくいかもな。」

H「ああ。となれば結局イベント通過で買い安心感が勝るという可能性もあるかもな。」

K「今日の日本株も下落したものの、下げ渋りはみられている。日経平均はプラス圏での推移となる場面も結構みられていたしな。」

H「まあ、一部のハイテク株が日経平均を押し上げているといえ、TOPIXは終日マイナス圏での推移だったことを考えれば、米国株ほどは強くはないかもな。」

K「ただTOPIXも下げ渋る場面はみられていたし、下値での買い気は強いといえるだろう。」

H「まあ、今晩のFOMCで、明日の日本株がどういう動き見せるのか注目だな。」

K「FOMCで為替がどういう動きになるかも、日本株に影響与えるだけに読みにくいが、売られるにしても底堅さがみられるのかどうか注目だろう。」

H「そうだな。逆に上げた場合、上値の重さがみられるかどうかも注目される。」

K「足元は日経平均45000円台での上値の重さは明確だが、FOMC通過後もそのような動きが続くのかどうかだな。」

H「そうだな。まあ今月結構上げてきたこと考えれば、FOMC関係なく45000円台で上値重くのなるも仕方ないといえるけどな。」

K「確かにそうだな。更に上げていくにしても、日柄調整は必要だろうしな。」

H「とにかく今晩のFOMC、波乱なく無事に通過して欲しいもんだ。期待したい。」


2025年9月16日(火)   

H「連休明けとなる今日の日本市場はしっかりと続伸した。」

K「ああ。日経平均、TOPIX共に大した上昇ではないものの、連日で最高値を更新した。」

H「先週末の米国株はダウとS&P500指数が反落したものの、ナスダック指数は続伸し連日で最高値を更新していた。」

K「しかし昨日は、ダウもS&P500指数も上昇しており、ナスダック指数は6日続伸し、更に最高値を更新してきている。」

H「先週末もそうだが、利下げ期待が下支えとなっている。」

K「ああ。今週のFOMCでは利下げが見込まれており、更に年末まで利下げ続けるとの見方が多くなっている。」

H「更にいうなら、来年も年間3回の利下げを見込んでいる向きも多いようだ。」

K「来年5月には、パウエルFRB議長の議長としての任期が終わる。新たな議長はトランプ大統領が指名することから、緩和政策強まるとみられている。」

H「果たして今週のFOMCで、それが示されるか注目だな。」

K「ああ。今回FOMC参加者による政策金利見通し、いわゆるドットチャートが公表されるからな。」

H「さすがにドットチャートでは、市場の期待ほどの緩和見通しは出てこないと思うのだが。」

K「まあそうだろうな。それをうけ市場がどう反応するかだな。」

H「足元これだけ利下げ期待で買われているからな。普通で考えれば、米国株は出尽くし的に売られる恐れがありそうだけどな。」

K「とりあえず昨日までは、まだ出尽くし警戒感も見られておらず強さ続けており、今日の日本市場にも追い風になっている。」

H「ああ。日経平均は朝方早々に、幻となっていたSQ値を超えてきたからな。」

K「ただその後は達成感なのか、結構垂れる動きを見せていた。」

H「そうだな。日経平均、TOPIX共にマイナスに転じているからな。」

K「でも売りも続かず下値ではしっかりと買いも入って、後場には再び45000円台に乗せてくる場面も何度も見られていた。」

H「でも、その水準では上値の重さは顕著にみられていた。」

K「結局、大引けにかけては垂れてしまい、日経平均は44900円付近で引けている。」

H「まあ後場円高が進んだ割には、底堅かったとは言えるけどな。」

K「そうだな。小泉農水相が、総裁選に出馬意向を表明したが、それから円高圧力が強まっている。」

H「市場では誰が新たな首相になっても、円安になりやすいとみられていたが、この動きをみると、小泉氏ならば円高という感じか。」

K「まあ高市氏よりは、財政規律派という見方なんだろう。財政規律派の石破首相に距離が近いからな。」

H「でも石破首相ほど規律派ではないだろうけどな。」

K「既に市場では高市氏と小泉氏との一騎打ちが想定されており、高市氏なら円安株高債券安、小泉氏なら円高株安債券高という見方が多くなっている。」

H「ああ。でも総裁選までは株高が続くとの見方も多い。」

K「そうだな。たいてい多くの人が考えるような展開にはならないんだろうけどな。まあ今後の動向注目だな。」

H「まずは米国株の強さが続くのか注目したい。期待したいモンだ。」


2025年9月12日(金)   

H「3連休前の週末となる今日の日本市場はしっかりと続伸し、連日で最高値を更新した。」

K「ああ。強い動きは継続だな。」

H「注目された米8月CPIは、ほぼ市場予測と一致した。」

K「そうだな。それをうけ昨日の米国株は買い安心感につながって、しっかりと上昇した。」

H「債券市場では米長期金利が低下しており、来週のFOMCでの利下げが確定したような格好だ。」

K「既に利下げ期待で米国株は買われていたものの、改めて買われている。まあ利下げ期待というよりは、引き続きAI投資への期待かもな。」

H「そうだな。足元買われていた一部のAI関連株には売られるものも見られていたが、出遅れていた半導体株などが買われるなど、見直し買いが続いている。」

K「フィラデルフィア半導体指数、いわゆるSOX指数は連日で史上最高値を更新している。」

H「ダウやS&P500指数、ナスダック指数も最高値を更新した。」

K「それをうけ日本株も買い優勢で始まった。日経平均は400円超の上昇となる44800円台で寄り付くも、寄り後は買いも限定的で上げ幅縮小の動きになっている。」

H「今日はメジャーSQ算出日だったが、結構高く決まった。」

K「ああ。SQ値は45000円超えとなり、ザラバ一度も日経平均は付けていないことから、幻のSQ値になっている。」

H「日経平均は上げ縮小の動きになったものの、売りも続かなかったな。」

K「ああ。後場には再び今日の高値圏まで戻してくる場面もあったんだが、買いも続かずだ。」

H「ただ底堅さも見られており、結局日経平均は395円高で引けている。」

K「まあ幻のSQ値となったものの、しっかりプラス維持して引けているし、3連休前ということ考えれば上出来だろう。」

H「そうだな。ただグロース指数は今日も軟調であり、新興銘柄には資金が流れていない感じで、それが気掛かりだな。」

K「まあ強い相場続けていれば、いずれグロース市場へも資金は入ってくるだろうけどな。今はハイテク株中心に主力系株に資金流れている格好だからな。」

H「ただこの動きが今後も続いていくのかどうかだよな。」

K「そうだな。メジャーSQを境に投機筋の動きが変わることもあるからな。」

H「ただ総裁選の実施も決まったし、その期待が支えになるという見方も多い。」

K「とりあえず来週はFOMCに日銀会合だ。まずはそれらを無事に通過できるかどうかだな。」

H「そうだな。FOMCでは0.25%の利下げが想定されており、日銀会合では引き続き利上げ見送られる見通しだ。」

K「まあそれらに関してはサプライズはないだろうな。問題は次回以降だ。」

H「だろうな。それを来週の会合で示唆されるのかどうかだな。」

K「ああ。FRBは来月も利下げを続けるのか、日銀は来月の利上げがあるのか、それらを示すヒントが出てくるか注目される。」

H「まずは日本が連休中、米国株の強さが続いて欲しいもんだな。期待したいモンだ。」


2025年9月11日(木)   

H「今日の日本市場はしっかりと続伸し、日経平均、TOPIX共に連日で最高値更新した。」

K「ああ。ただ結構いびつだな。日経平均大きく上昇したが、TOPIXはマイナス圏での推移も目立っており、小幅高程度で引けている。」

H「そうだな。寄与度が大きい銘柄の上昇で、日経平均を押し上げている。」

K「ああ。値上がり銘柄数より値下がり銘柄数の方が多くなっており、明日のメジャーSQをにらんだ動きの可能性もあるかもな。」

H「それに引き続き昨日の米国市場でAI関連などのハイテク株が強かったことが追い風になっているといえる。」

K「まあ、そっちの方が大きいかもな。オラクルが想定通り派手に上げたほか、アームも派手に上げたことで、日本市場ではソフトバンクGの強さが目立った。」

H「ソフトバンクGは上場来高値更新しており、今日の日経平均を330円ほど押し上げた。」

K「ほかにもアドバンテストもしっかり上昇し、日経平均を155円ほど押し上げた。」

H「それに加えて東京エレクやディスコ、フジクラも加えれば、この5銘柄で今日の上昇分を賄える。」

K「もちろん明日メジャーSQを控えていることも、上昇に拍車をかけた面もあるだろうけどな。」

H「まあそうだろうな。日経平均は前場も後場も垂れて上げ縮小する場面もあったんだが、44000円は割り込まず、その近くでは下げ渋ったしな。」

K「後場は日銀がETF売却を示唆したと海外メディアで13時頃に報じられおり、それを機に上げ縮小する動きになったようだ。」

H「その報道が徐々に広がり、結構垂れたものの、44000円付近ではしっかりと下げ止まった。」

K「そうだな。売却方法や時期など具体的なことは書かれていないし、似たような報道は以前から出ていたからな。」

H「ああ。それだけに目新しさもなく売りも続かなかったんだろう。」

K「その後、自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が、岸田文雄前首相と国会内で面会し、総裁選に出馬する意向を伝えたと伝わった。」

H「それをうけ為替が円安へ振れてきており、日経平均は大引けにかけ戻してくる動きになっている。」

K「ただこれも目新しさはないよな。既に数日前に、高市氏は推薦人の確保に目途がつき、総裁選出馬意向固めると報じられていた。」

H「ああ。週内にも表明の見通しだとも報じられていたしな。」

K「それでも市場は高市トレードでしっかりと反応するんだからな。まあ当然短期資金なんだろうけど。」

H「あとは小泉農水相だな。まだ出馬するかは不透明であり、一部では出馬見送るのではとの見方もあるようだ。」

K「別の筋からは、来週にも出馬表明する準備をしているとの話もある。まあ今はいろいろと思惑が交錯しやすい時だからな。」

H「ああ。とりあえず明日のメジャーSQ通過後も、日本株は強い動き続けられるのか注目だな。期待したいモンだ。」


2025年9月10日(水)   

H「メジャーSQ週の水曜日となる今日の日本市場はしっかりと反発した。」

K「ああ。昨日は日経平均が44000円台に乗せた後の下落で、ほぼ安値引けということもあり、イヤな感じで引けたからな。」

H「ああ。それだけに今日しっかりと反発したのは、投資家心理的にも大きいといえる。」

K「そうだな。昨日の米国株がしっかりと続伸し、ダウ、S&P500指数、ナスダック指数が揃って最高値を更新した。」

H「3指数揃っての最高値更新は、えらい久しぶりだな。」

K「米労働省が朝方に発表した雇用統計の年次改定の速報値は、想定以上の改定となった。」

H「ああ。今年3月までの1年間の雇用者数は91万1000人程度の下方修正になるとのことだ。これは過去最大となる。」

K「これが重しとなり朝方は主要株価指数はマイナス圏での推移となる場面も見られていたんだが、売りも続かず、その後は買われてくる動きになっている。」

H「利下げ期待が支えになったようだ。」

K「まあの改定速報で、FRBは利下げしやすさは強まったといえるからな。」

H「これで今週発表される米CPIが落ち着いた数字にとどまれば、尚更利下げがしやすくなる。」

K「ただ利下げ期待も米国株高要因となったといえるが、それに加えてAI関連株の上昇が刺激になっている面もあるだろうな。」

H「ああ。特にAIクラウドやデータセンター関連株の上昇が目立っていた。」

K「AIデータセンターなど手掛けるオランダのネビウスが、5年間で最大194億ドル(約2兆8600億円)の大型契約をマイクロソフトから受注したと発表したことが刺激になった。」

H「そうだな。それにより依然としてAI投資への意欲は衰えていないとの見方から、関連株が色々と買われた。」

K「ネビウスは49.42%高も上昇し、同業のコアウィーブやスーパーマイクロコンピューターなども大きく買われた。」

H「今日の日本市場でもAIデータセンター関連株には買われるものが目立っており、日本株の上昇要因になったといえる。」

K「そうだな。昨夕には、日銀は政治混迷でも年内利上げ排除せずとも伝わり重しになっていた面もあるが、AI関連株が買われて、その懸念を打ち消した格好だ。」

H「米国市場引け後に米オラクルが決算発表し、受注が急増していることが明らかになったことも追い風になっている。」

K「ああ。オラクルとスターゲート事業手掛けるソフトバンクGが買われたほか、データセンター向け光ファイバーケーブルなど手掛けるフジクラなども買われた。」

H「アドバンテストやディスコなどもしっかりと買われており、日経平均を押し上げた。」

K「日経平均はしっかりと上昇して最高値を更新してきた。TOPIXも最高値更新だ。」

H「これでまた日経平均44000円も見えてきたな。明日もしっかりと上昇して欲しいもんだ。」

 

 

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