仕手株情報や投機筋情報などシマ(兜町)から取ったホットな情報をお伝えします。仕手筋から外国人投資家の動向まで、彼らの情報は実に多岐に渡ります。
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H「確かにそうかもな。トランプ勝利を織り込み過ぎれば、そうならなかった時の反動が大きくなるからな。」 K「それに実際にトランプ勝利となっても出尽くしになってしまうという恐れもある。」 H「ああ。それだけに出来れば米国株は大統領選へ向けて警戒感から軟調になって欲しいところだが・・・。」 K「どうだろうな。ただ今週は米主力ハイテク企業の決算発表や、雇用統計など重要な経済指標発表もある。それら次第では波乱もあるかもな。」 H「日本でも企業決算発表が本格的に始まったし、好決算相次いで海外勢による見直し買いが強まってくれば良いのだが。」 K「そうだな。ただ好決算が相次ぐとは想定しにくいけどな。」 H「取りあえず今晩の米国株どういった動き見せるのか注目したい。期待したいモンだ。」 2024年10月28日(月) ツイート H「週明けの日本市場は大幅な反発となった。」 K「ああ。注目された衆院選は、自公の与党が過半数割れとなった。それも微妙ではなく、過半数を結構割り込んだ。」 H「ある意味、自民は大敗といえる結果だろう。」 K「だろうな。それだけに今日の日本市場はリスクオフの動きが強まるのではとの懸念も強かったといえる。」 H「しかし実際はそうはならずだ。朝方こそ安く始まるも、懸念された程ではなかったし、寄ってからは強かった。」 K「ああ。日経平均は早々にプラスに転じると、あれよあれよと上げ幅拡大の動きとなった。」 H「日経平均は38600円台まで乗せ、740円超の上昇となり、その後は上げ幅縮小しての揉み合いとなるも、後場には一段高となった。」 K「見事なアク抜け的な動きになった格好だ。」 H「この動きを見る限り、与党が過半数割れは既に織り込まれていたという感じだ。」 K「そうだな。結局は不透明感強かった衆院選を通過したことで、買い戻しに動いた向きが多かったということなんだろう。」 H「確かに不透明だった衆院選は通過したが、選挙結果で政局不安が拭えたわけではないからな。」 K「ああ。少数与党になりそうだし、なかなか政策も進められない恐れがある。」 H「ただ見方によれば、増税など市場や景気にとって逆風になるような政策は出来なくなるともいえ、その辺を好感している向きは居るのかもな。」 K「まあ今後、政策を実行するには野党の協力が必要になるが、野党が協力するとすれば、やはり消費喚起や、補助金など、いわゆる財政支出政策が中心になる。」 H「ああ。それは株式市場には追い風になりやすいからな。」 K「それに衆院選結果をうけて、為替市場では朝から円安が更に進行したことも日本株に追い風になっているようだ。」 H「与党過半数割れにより、財政支出政策が中心になるとの見方から円売りに繋がった他、日銀は利上げしにくくなるとの見方から円が売られた。」 K「まあ言ってみれば、いいとこだけ見て今日は日本株買われているという感じだ。」 H「そうだな。ただ今まで悪いところだけ見て、日本株は相対的に弱かったといえるからな。」 K「ああ、その反動的な動きなんだろう。ただこのような動きが長く続いて行くとは考えにくいけどな。」 H「だよな。いずれ今回の選挙結果の悪い面が意識されて、株式市場に重石となってくる恐れも否めない。」 K「まあ暫くは良いトコ取り相場続いて欲しいけどな。」 H「ただ今後は米大統領選も控えているし、その前に米国では重要な経済指標発表が相次ぐ他、企業決算発表もまだまだ多い。」 K「日本でも企業決算発表続々出てくるからな。今週は日銀会合もある。」 H「そうだな。取りあえず明日もしっかりとした展開続けられるのか注目したい。期待したいモンだ。」 2024年10月25日(金) ツイート H「週末となる今日の日本市場は下落となった。」 K「ああ。日経平均は昨日は反発したが、今日はそれ以上に売られており、節目の38000円もキープは出来なかった。」 H「昨晩の米国株は高安まちまちだった。前日引け後に決算発表したIBMや、朝方に決算発表したハネウェルインターナショナルが大きく売られてダウの重石となった。」 K「ああ。その一方で、前日引け後に決算発表したテスラが大きく買われ、S&P500指数やナスダック指数を押し上げている。」 H「結局ダウは140ドル程度の下落で引けている。S&P500指数は小幅高引け。ナスダック指数はしっかりと上昇し引けている。」 K「為替は昨夕からはやや円高気味だったこともあり、日経平均は軟調に始まった。寄り後は弱かったな。」 H「ああ。今日も寄り付きから38000円割れで始まったが、昨日と違い、更に売り込まれる動きになった。」 K「やはり日曜日の衆院選への警戒があるんだろうな。」 H「だろうな。後場には日経平均一段安となり400円超の下落となる場面も見られたんだが、引けにかけては下げ縮小の動きになっている。」 K「ああ。売り方の買い戻しかもな。これだけ下げれば十分ということで一部買い戻す売り方も居るだろう。」 H「そうだな。それに加えて選挙勝負で大引けにかけ買いに来た投機筋もいるかもな。」 K「まあ自公で過半数割れが懸念されているだけに、もし過半数獲れれば、週明けは派手に上げて始まる期待もあるからな。」 H「それにかけて大引けにかけ先物辺りを買いに来た向きが居ても不思議はない。」 K「ただ結局今回の衆院選は、選挙は買いというアノマリー通りにはならなかったことになる。」 H「ああ。最近は解散後から投開票まで、日経平均上げていたんだけどな。」 K「今回は解散前から日経平均は3%程度も下げたことになる。」 H「それだけ今回の選挙は不透明感が強かったということか。」 K「そうだな。与党が過半数獲れないという懸念が浮上し、政局不安が強まってしまった。」 H「下手すれば政権交代となる可能性もあるわけだし、そりゃ不透明感強まるよな。」 K「政局不安を嫌う海外投資家は非常に多く、日本株売りに動いてきた向きも多いのかもな。」 H「そうだな。株安円安債券安のいわゆるトリプル安となる日も見られており、日本市場から資金を引き上げてきた海外投資家も確かにいるかもな。」 K「今回はアノマリー通りに上げられなかったが、その分、選挙後はしっかりと上げて欲しいモンだ。過去の例から見れば選挙後は弱いことも少なくないからな。」 H「そうだな。結局は選挙結果次第といえるんだろうけど、例え与党で過半数獲れずとも、アク抜け的な動きになって欲しいモンだな。」 K「まあ他の少数党を連立に取り込むとかできれば安心感も出るかもな。何処を取り込むかにもよるんだが。」 H「選挙は水物だし、結局は開票されるまで分からない。どういう結果になっても、来週はしっかりとした相場展開に期待したいモンだ。」 K「そうだな。期待したいモンだ。」 2024年10月24日(木) ツイート H「今日の日本市場は高安まちまちとなった。」 K「ああ。日経平均は反発したものの、小幅高にとどまっている。結構下げる場面もみられたし、かなり不安定な相場展開だったといえる。」 H「TOPIXは小幅ながらも続落となった。」 K「ただようやく陽線となった。日経平均は昨日まで11連続で陰線となっており、ザラ場の弱さが鮮明だったからな。」 H「今日は寄り付きが安かったのも幸いして陽線となったんだが、決して強い地合いだったとは言い難い。」 K「ただ昨晩の米国株は結構下げており、その割にはという感じだろう。」 H「そうだな。ただ米国市場引け後に決算発表したテスラやラムリサーチが時間外でしっかりと上げているからな。」 K「ああ。それにより今晩の米国株はしっかりと反発するという見方はあり、それも今日の日本株の底堅さに繋がっている面もあるだろう。」 H「それに、昨日までは米国株強くても日本株は売られていただけに、米国株安くて更に売られたらたまったもんじゃない。」 K「ただそんな時期は今まで何度もあったけどな。悪いところだけ意識されて日本株の売り材料になるって時期が。」 H「今はそういう時期になっている感じもするが、色々と不透明要因あるだけに仕方ないか。」 K「そうだな。目先的にはやはり衆院選であり、いよいよ数日後に迫っている。」 H「ああ。そんな状況で今日の日経平均は朝から38000円割れとなっていた。ただその水準では売りにくさもあるのか、押し目買い意欲も強かったといえる。」 K「そうだな。何とか38000円割れにはならず引けたものの、依然として先行きは不透明だ。」 H「結局、選挙の結果次第ということだろうからな。今日は自民党200議席も下回る可能性だと報じられていた。」 K「ああ。解散前自民党は256議席あったんだが、200議席割れとなれば、公明党は解散前32議席だから、そのまま議席数変わらずでも、与党過半数割れとなってしまう。」 H「そうだな。公明党も議席減らすのは必至と見られているだけに、自民党200議席割れとなれば、かなり厳しい。」 K「まあ選挙は水物だし、事前の情勢調査による予測なんてあてにならない。終わってみれば与党で過半数はしっかりキープなんてことだってあるだろう。」 H「そうなれば安心感から日本株買い強まるという期待があるだけに、売りにくさも確かにあるかもな。」 K「まあ仮に与党過半数割れとなっても、既に市場には織り込まれていて欲しいけどな。」 H「結局過半数割れでも、どの程度割れるのか次第だろうな。」 K「そうだな。取りあえず明日どういった動き見せるのか注目だな。」 H「ああ。ようやく陰線の呪縛から抜け出したんだ。明日もしっかりと陽線を描くよう期待したいモンだ。」 2024年10月23日(水) ツイート H「今日の日本市場は続落となった。」 K「ああ。引き続き弱い動きとなっており、海外投資家による日本売りが続いているような格好だ。」 H「だよな。昨日の米国市場は引き続き高安まちまちとなっていた。米長期金利が高止まりしており重石となっている。」 K「そうだな。ただ底堅さも見られている。昨日はIMFが世界経済見通しを発表したが、それが好感された面もあるようだ。」 H「そうかもな。来年の全世界経済見通しは下方修正されたものの、米国に関しては今年も来年も上方修正されている。」 K「ああ。それをうけ米経済の強さが支えとなり、下値も限定的だった。」 H「ただ追加利下げへの期待は徐々に後退しているのが気掛かりだ。」 K「しかし景気が悪いよりはいいだろう。怖いのがインフレ再燃だけどな。」 H「結局、昨日の米国株はダウは小幅に続落し引けている。S&P500指数も小幅に続落となり、ナスダック指数は小幅に続伸となった。」 K「企業決算発表も続々と出ているが結構まちまちとなっている。」 H「ああ。昨日は朝方にダウ構成銘柄のベライゾンやスリーエムが決算発表し、株価は下落しダウの重石となった。」 K「ダウ構成銘柄ではないが、GEエアロスペースやロッキード・マーチンも朝方に決算発表し、その決算が失望されて派手に売られた。」 H「一方で、朝方に決算発表したゼネラルモーターズは派手に上昇している。」 K「引け後に決算発表したテキサスインスツルメンツも時間外で買われていた。」 H「今日も米企業決算発表多い。コカコーラやボーイングが寄り前に決算発表を予定している。」 K「引け後にはIBMにラムリサーチ、それにテスラが決算発表を予定している。」 H「日本でも今日はニデックなどが決算発表を予定しており、いよいよ決算発表シーズンが始まる。」 K「為替が足元円安へ振れてきているのは企業業績には追い風になりそうだが、果たして円安で業績良くても好感されるかは不透明だな。」 H「そうだな。今日は自動車株などは強かったんだが、全体的には売り優勢の展開で、円安を好感した動きは乏しい感じだ。」 K「今日新規上場した東京メトロは好スタートとなり、初値形成後もしっかりと買われたんだが、投資家心理に追い風にはなっていない。」 H「逆に東京メトロに資金奪われているような感じもする。」 K「やはり日曜日に控えている衆院選への警戒が強いのかもな。」 H「となると明日明後日も期待は乏しいか・・。」 K「ただ事前に警戒感強まっていれば、選挙後は見直されるという期待もあるだろう。」 H「結局は選挙の結果次第といえそうだが・・。結果関係なくアク抜けとなればいいのだが。」 K「与党大敗となればアク抜けにはなりにくいだろうけどな。」 H「今日は日経平均38000円割れとなる場面もみられたが、何とか維持して引けている。明日もしっかりとキープして欲しいモンだ。」 K「まずは今晩の米国株注目したい。」 H「ああ。期待したいモンだ。」
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