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仕手株情報や投機筋情報などシマ(兜町)から取ったホットな情報をお伝えします。仕手筋から外国人投資家の動向まで、彼らの情報は実に多岐に渡ります。
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K「まあ足元の発言など聞く限り、その期待は乏しそうだが・・・。」 H「取りあえず4月2日の相互関税の詳細発表が待たれる。」 K「ああ。あと実際に自動車関税を発動するのかどうか。日本経済にはこれが大きいといえるが、米国にとっても結構ダメージ大きいだろう。」 H「だよな。トランプ大統領は自動車関税で、米国の自動車が売られるとの見解を示しているが、果たして本当にそうなるのか疑問もある。」 K「そうだな。関税政策により米国経済が一時的に悪化しても、その後は強い米経済が期待できるとの見方だが、それ自体も疑問だよな。」 H「ああ。本当に一時的な悪化にとどまるのかどうかも分からないしな。」 K「日経平均は1500円超の下落となり、昨年8月のような暴落がまた来るのではとの警戒抱く向きも多い。」 H「だろうな。それだけに今日は積極的に買い向かう投資家も乏しかったのかもな。」 K「昨年8月は派手に下げた翌日、更に派手に下げたからな。安易に押し目買いも入れにくいといえる。」 H「それだけに明日の動向注目だな。まずは今晩の米国株どういった動き見せるのか注目したい。」 2025年3月28日(金) ツイート H「週末となる今日の日本市場は大幅続落となった。」 K「ああ。今日は配当などの権利落ち日だったが、それ以上に下落している。」 H「そうだな。配当落ち分だけで日経平均は300円程度、TOPIXは30pts程度と見られているが、今日はそれどころの下げじゃなかった。」 K「引き続きトランプ米政権による自動車関税が重石になっているといえるだろう。自動車関連株は軒並み今日も売られている。」 H「中には昨日以上に売られているものも見られている。」 K「そうだな。自動車関連株だけじゃなく、幅広い銘柄が売られており、リスク回避の動きが改めて強まっている感じだ。」 H「来週には相互関税も発表される見込みだし、やはり買いにくさはあるよな。」 K「ああ。トランプ大統領は相互関税は、相互的よりは寛大なものになるだろうといっているが楽観視は出来ないからな。」 H「そうだな。日本は対象になると見られているしな。」 K「それに今後、貿易摩擦が激しくなれば、関税引き上げも警戒される。」 H「まあ日本は報復措置はしないんだろうけど、EUやカナダなどは報復措置を示唆しているからな。」 K「報復すればトランプ大統領は更なる関税を課す考えを示しているし、どっちも引かないとえらいことになる恐れもある。」 H「そうだよな。今日は日本株実質新年度相場入りだったんだが、波乱的なスタートになってしまった。」 K「配当再投資に絡んだ先物買いが今日も恐らく入っていたんだろうけど、それでも日経平均は680円近くの下落となった。」 H「一時は900円を超す下げ幅となったからな。これでも下げ縮小した格好だ。」 K「配当再投資に絡んだ先物買いがなければ、戻りもなくもっと下げていたのかもな。」 H「だろうな。そう考えると週明けも警戒かもな。もう配当再投資に絡んだ先物買いが入らないし。」 K「そうだな。反動的に改めて売られなければいいけどな。」 H「しかし米国経済にも悪影響だといわれているのに、このまま関税政策を推し進めるんだろうか。」 K「どうだろうな。自動車関税は恒久的だといっているが、短期間で撤回する可能性もあるとの見方も確かにある。」 H「自動車社会の米国で、やはり自動車価格上がるのは、米国民には痛手だろう。」 K「だろうな。それだけに恒久的に自動車関税を続けるのは難しいとの見方はある。」 H「米国で生産すれば良いとはいうが、生産コストを考えれば、結局自動車価格は上がることになるからな。」 K「まあ早期に撤回するなり緩和するなりしてくれればいいけどな。」 H「そうだな。取りあえず今晩の米国株しっかりと反発して欲しいモンだ。」 K「今日はFRBが重要視しているインフレ指標のPECデフレーターが発表される。強い数字となってインフレ懸念に繋がらなければいいけどな。」 H「そうだな。期待したいモンだ。」 2025年3月27日(木) ツイート H「今年度最終売買日となる今日の日本市場では日経平均反落となった。」 K「ああ。3月末の権利取り最終売買日にトランプ大統領がやってくれたな。」 H「そうだな。米国市場引け後に、トランプ大統領が自動車関税を発表した。」 K「米国に輸入される全ての自動車に4月3日から25%の関税を課すとのことだ。」 H「日本からの輸入も対象で、現在2.5%の関税が25%に跳ね上がる。」 K「正確には追加関税だから日本から米国への自動車輸出には27.5%の関税になるとのことだ。」 H「トラックに関しては現在25%の関税だけに、25%追加されて50%になるとのことだ。」 K「関税は恒久的なもので撤回することは無いとトランプ大統領は述べている。」 H「自動車部品にも、遅くても5月3日までには追加関税をかけるとのことだ。」 K「こりゃ自動車メーカーや部品会社はたまらんな。既に警戒はされていたとはいえ、アク抜けということにはならなかった。」 H「そうだな。自動車関連企業は上場企業にも多いだけに、さすがに今日の日本株には重石になっている。」 K「それに加えて半導体関連株にも売られるものが目立っており、それも重石になったといえる。」 H「ああ。昨日の米国市場でも半導体関連株が軒並み売られていた。」 K「中国が先進的なチップの使用に関するエネルギー効率規則強化によりエヌビディア製品の販売を禁止する可能性があると伝わった。」 H「他にも米政府が中国サーバー大手を新たに輸出規制に追加したことも嫌気された。」 K「更にはマイクロソフトが米欧のデータセンター計画から撤退とも報じられており、半導体関連株が売られるのも仕方ない状況だった。」 H「日本市場でも半導体関連株売りに繋がっており、データセンター関連株も安かった。」 K「今日はパッシブファンドによる配当再投資に絡んだ大量の先物買いが入るだけに、強い動きを期待した向きも多かったんだが、水を差された格好だ。」 H「そうだな。日本時間後場には、トランプ大統領が欧州連合がカナダと協力して米国に経済的損害を与えるなら、更なる関税を課すと自身のSNS上で表明した。」 K「ああ、それも重石となったんだが、大引けにかけては下げ縮小する動きになっている。TOPIXはプラスに転じ今日の高値で引けている。」 H「TOPIX先物を中心とした配当再投資に絡んだ先物買いの影響だな。」 K「トランプ大統領の関税無ければ、もっと効果が見られたんだろうけどな。」 H「まあ明日も配当再投資に絡んだ先物買いは今日ほどではないが入ると見られているだけに、明日はしっかりと反発して欲しいモンだ。」 K「そうだな。まずは今晩の米国株注目だな。既に昨日の場中には自動車関税について何らの発表があるとは伝わっていただけに、ある程度は織り込んでいると思われるが。」 H「自動車関税は、米国にとってもマイナスだと思うが、果たしてどういう反応を見せるのか注目だな。期待したいモンだ。」 2025年3月26日(水) ツイート H「今日の日本市場はしっかりと続伸した。」 K「ああ。昨日の米国株が小幅ながらも続伸し支えとなった。」 H「ただ昨日の米国株は不安定な動きだった。ダウはマイナス圏での推移も目立っていたしな。」 K「足元戻してきただけに戻り売りも出やすかったんだろう。」 H「だろうな。引き続き関税政策の柔軟化により過度な懸念が和らいだとはいえ、不透明感は依然として強いからな。」 K「ああ。それに朝方に発表されたCB消費者信頼感指数が弱かったことも重石になっている。」 H「まあ景況感は良くないよな。CB消費者信頼感指数は前回より大きく低下し、市場予測も下回って4年ぶりの低水準となった。」 K「それでもダウは辛うじてプラスで引け、これで3日続伸だ。」 H「S&P500指数も小幅高で引け、ナスダック指数は比較的に強くしっかりと続伸し引けている。」 K「売り買い交錯しやすくなっており、トランプ大統領による関税の詳細待ちという感じかもな。」 H「そうだな。それは日本株も同様だろう。その割には今日の動きは強かったといえるが・・。」 K「ただザラ場中は結構不安定な動きで、弱含んだり強含んだりと売り買いは交錯している。」 H「そうだな。朝方に370円高となる場面もみられたが、その後は上げ幅が100円弱の水準まで垂れる場面もあった。」 K「弱いと思えば、後場には強含み、日経平均は朝方の高値も超えて440円高となる場面もあった。」 H「ただ大引けにかけ弱含み、結局250円弱の上昇で引けている。」 K「特にこれといった材料や報道があったわけでもなく、これだけ上げたり垂れたりするんだからな。売り買い交錯している状況だ。」 H「国内機関投資家が売っているとか、海外投資家が買っているとか、色々な憶測も交錯している。」 K「まあ単に明日は3月末の権利取り最終売買日で、パッシブファンドから配当再投資に絡んだ先物買いが入るため、それを期待した買いともいえるけどな。」 H「もちろんその手の買いも入っているんだろうけどな。」 K「期待通り、明日はしっかりと上昇してくれればいいのだが・・。」 H「理由はどうあれ、日経平均は約1ヵ月ぶりに38000円を回復し引けている。これをしっかりとキープして、戻り基調を強めてくれればいいけどな。」 K「まあ配当落ち分が300円程度あるだけに、今の水準だと38000円台キープは難しい。」 H「そうだな。いずれにしろ日本株が更に戻していくには、米国株がしっかりとしないとな。」 K「ああ。今晩も何とか粘り腰を見せて欲しいモンだな。」 H「そうだな、期待したいモンだ。」 2025年3月25日(火) ツイート H「今日の日本市場はしっかりと反発した。」 K「ああ。昨日は上値重かったんだが、米国株がしっかりと上げたことで、改めて日本株も買われた。」 H「昨日の米国株はトランプ大統領が関税政策に緩和姿勢を見せたことが好感された。」 K「緩和姿勢ないのか分からないが、とりあえず相互関税は一斉発動ではなく、対象国にを絞って実施するとのことが好感された。」 H「更に自動車などセクター毎の関税は4月2日には発表されず先送りになる可能性が高いと伝わった。」 K「まあこれらすべて、昨日の日本市場が始まる前には分かっていたことだけどな。」 H「そうだな。ただ日本は相互関税の対象国になるとの見方から、昨日はさほど好感されなかった。」 K「ああ。自動車への関税もいずれは実施されるとの懸念から、やはり好感はされずだ。」 H「でも今日は好感されている。」 K「まあそれらを好感したというより、米国株高を好感したということだろう。それに為替が円安へ進行していたからな。それらが好感され買われた格好だ。」 H「そうなんだろうな。それだけに引き続き米国の関税政策への警戒感は強く、買い一巡後は上値の重い展開だったということだろう。」 K「だろうな。それにトランプ大統領は、自動車関税については数日中に発表するとも述べており、下手すれば先送りどころか前倒しということもあり得るかもな。」 H「ただトランプ大統領もいうこと変えることも多いだけに、まだまだ流動的だ。」 K「ああ。それだけに不透明感は強いといえ、積極的にはリスクは取れないということなんだろう。」 H「後場は日経平均更に上げ縮小して、TOPIXはマイナスに転じる場面も見られた。」 K「まあ売りも続かなかったが、上げれば売っときたい向きは多いのかもな。」 H「今週は週末にかけ配当再投資への期待があるんだが、それでもこの上値の重さだからな。余程警戒感は強いのかもな。」 K「そうかもな。ある意味、配当再投資への期待が下値を支えているのかもしれない。それが無ければ、もしかすれば日本株大きく売られているのかもな。」 H「だとすれば配当再投資というイベント通過後が怖いよな。」 K「そうだな。配当などの権利落ちもあるし、その後は保有続ける理由が乏しくなるのかもな。」 H「米国株が強さを取り戻してくれば良いが、弱いままだと日本株も厳しくなるのかもな。」 K「まあ米国株と比較すれば日本株は値頃感はあるといえるが、米国株売り日本株買いという流れにはなかなかなりにくいからな。」 H「そうだな。関税のこともあるしな。取りあえず今晩も米国株しっかりと上昇して欲しいモンだ。」
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