地場者の立ち話

仕手株情報や投機筋情報などシマ(兜町)から取ったホットな情報をお伝えします。仕手筋から外国人投資家の動向まで、彼らの情報は実に多岐に渡ります。


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2024年4月26日(金)   

H「週末で連休前となる今日の日本市場はしっかりと反発した。」

K「そうだな。ただ前場には日経平均、TOPIX共にマイナスとなる場面も見られており、依然として不安定さは見られている。」

H「まあ前場は日銀会合の結果公表を控えていたからな。警戒感もあったと思われ、売りも出やすかったと思われる。」

K「そうだな。一部報道で、日銀会合では長期国債買い入れの減額を検討すると報じられていたからな。」

H「ああ。政策金利は据え置きだろうけど、国債買い入れの減額を決めれば引き締めに向かうことになるからな。」

K「そうなれば株式市場には重石となる。」

H「ああ。実際その報道をうけ長期金利は上昇しており、前場の日本株の重石となった面もあるといえるだろう。」

K「ただ結果的には日銀は動かず現状維持となった。これをうけ後場には日経平均一段高となり、38000円台に乗せる展開になっていた。」

H「でも維持出来ず37900円台で引けている。まあ連休前だし上値重くなるのも仕方ないけどな。」

K「そうだな。ただ取りあえず日銀会合は無事に通過したといえる。問題は日銀の結果をうけて円安がさらに進んでいることだな。」

H「ああ。過剰な円安は物価高に繋がり、日本経済には悪影響も大きい。」

K「それだけに政府日銀が円買い介入してくるという懸念は強まりやすい。」

H「そういった懸念があると、日本株も買いにくさに繋がるよな。」

K「そうだな。介入するなら、とっとと介入して欲しいモンだけどな。懸念が長く燻るよりは、その方が良いような気もするけどな。」

H「ただ問題は米国のインフレだよな。」

K「そうだな。米1-3GDP速報値が昨日発表されたが、経済成長は前回から大きく伸び鈍化し市場予測も下回った。個人消費も伸び鈍化した。ただ物価指数は伸び拡大している。」

H「ああ。それをうけ米長期金利が年初来高値を更新しており、米国株は朝方波乱的に売られたからな。」

K「冴えない企業決算も重石となったんだろう。前日引け後に決算発表したメタが派手に売られた他、IBMも売られた。更に朝方に決算発表したキャタピラーも大きく売られた。」

H「ダウなど朝方には700ドル超の下落となったんだが、売り一巡後は下げ渋り、終わってみれば375ドル安で引けている。」

K「S&P500指数、ナスダック指数も朝方からは結構下げ縮小して引けている。」

H「日経先物も昨日の夜間取引は荒い動きだった。一時、37100円台まで下落したからな。」

K「ああ。ただ米国株が下げ渋ったことに加えて、更に米国市場引け後に決算発表したアルファベットやマイクロソフトが時間外で派手に上げていることも、今日の日本株に追い風になった。」

H「それだけに今晩の米国株は上昇が期待されているものの、重要なインフレ指標の一つである米3月PCEデフレーターが公表される。」

K「強い数字となれば、更に米長期金利が上昇する恐れがあるからな。」

H「日本は連休となるが、その間、米国株しっかりとした推移となって欲しいモンだ。」

K「為替動向も注目だな。」

H「そうだな。注目しておきたいモンだ。」


2024年4月25日(木)   

H「今日の日本市場は大幅な反落となった。」

K「ああ。昨日は派手に上げたものの、それを殆ど全て吐き出してしまった。TOPIXなんて昨日の上昇以上に下落している。」

H「荒い動きだな。昨日の米国株が言うほど上げなかったのことや、時間外米先物が軟調となっていることが嫌気されている。」

K「そうだな。昨日の米国株は結構上げるのではとの期待で、昨日の日本株買われていた面もあるからな。」

H「ああ。テスラが引け後の決算発表で時間外取引で爆上げしていたからな。」

K「実際、テスラは大きく上げたんだが、全体相場への影響は限定的だった。」

H「朝方に決算発表したボーイングも買われて始まったんだが、買いも続かず失速している。」

K「ムーディーズがボーイングの無担保優先債の格付けを引き下げたことが嫌気されたようだ。」

H「全体的にも上値は重かった。米長期金利が高止まりしていることも重石になったのかもな。」

K「今週末に向けて米1-3月期GDP速報値や、米3月PCEデフレーターの発表を控えていることも警戒されたのかもな。」

H「強い数字となれば米長期金利は更に上昇し米国株には重石となるからな。」

K「あとは企業決算を見極めたい向きも多いんだろう。」

H「そうかもな。アルファベットやマイクロソフト、インテルの決算発表も控えているからな。」

K「昨日の引け後にはメタプラットフォームズなどの決算発表も控えていたしな。」

H「結局、昨日の米国株はダウは小幅にマイナスで引け、S&P500指数、ナスダック指数はプラスで引けたが、いずれも小幅高にとどまった。」

K「更に引け後に決算発表したメタが時間外取引で派手に売られており、IBMも大幅安となっている。半導体製造装置のラムリサーチも引け後の決算発表で売られている。」

H「これらにより、時間外米先物は下げており、今日日本株の重石になったようだ。」

K「あとは円安だろう。昨日から円安が更に進行しており、今日の日中にも更に円安が進行している。」

H「でも円安は日本株に追い風となることが多いだろ。」

K「ああ。ただドル円は1ドル155円を突破しており、日銀政府によるドル売り円買い介入への懸念が強まっている。」

H「介入すれば一時的に大きく円高へ振れ、株安に繋がる恐れもあるからな。」

K「ああ。介入せず共に今日から日銀会合が行われており、明日には政策金利や展望レポートが公表される。結構タカ派的な内容になのではとの懸念も抱かれやすい。」

H「円安けん制的に、そういったスタンスを示す恐れは確かにあるかもな。さすがに明日の利上げはないだろうけど。」

K「そうだな。ただ早期利上げの可能性を示すかもしれない。」

H「今晩の米国株安への懸念に加え、明日の日銀会合への結果懸念も今日の下落要因なのかもな。」

K「ああ。そういった思惑を背景に、投機筋が先物をショートしてきているとの見方もあるようだ。」

H「取りあえず今晩の米国株注目したい。米国市場引け後のアルファベット、マイクロソフト、インテルの決算も注目だ。」

K「当然明日の日銀会合の結果も注目だな。明日は週末だがどういう状況になっているんだろうな。」

H「そうだな。出来れば今日よりは高くなっていて欲しいモンだけどな。期待したいモンだ。」


2024年4月24日(水)   

H「今日の日本市場は大幅な続伸となった。これで日経平均、TOPIX共に3日続伸だ。」

K「ああ。久々の大幅高となり、日経平均は38000円を回復し、それを大きく上回って引けている。」

H「昨日はまだ重さも見られていた半導体関連株も、さすがに今日は軒並み高となっている。」

K「昨日の米国株が半導体関連株などハイテク株中心にしっかりと上昇したことで、投資家心理も結構改善したようだ。」

H「ああ。昨日の米国株は、朝方に発表された米4月PMIが総じて市場予測を下回り、それをうけて米長期金利が低下したことが好感されたようだ。」

K「そうだな。製造業PMIは4カ月ぶりに景気の分かれ目といわれる50を下回った。」

H「本来、米景気の減速は好感されることではないんだが、昨日は過度なインフレ再加速懸念が和らぎ、株式市場には追い風になった。」

K「それに加えて、中東情勢が引き続き落ち着いていることも買い安心感に繋がったんだろう。」

H「そうかもな。また朝方に決算発表したゼネラルモーターズが大幅高となっていることも、企業決算発表への警戒感が和らぎ追い風になった面もあるようだ。」

K「そうだな。引け後に決算発表控えていたテスラや、テキサスインスツルメンツもしっかりと買われていたからな。」

H「そのテスラが引け後に発表した決算は、売上、利益共に市場予測を下回った。」

K「ああ。しかし時間外取引ではテスラ株は爆上げしている。アク抜け的な動きだ。」

H「そうだな。テスラ株は足元随分と売られてきたからな。今年に入ってから見ると、えらい売られてきた。」

K「ああ。それだけに同社の決算へのハードルはかなり下がっていたと思われる。」

H「テキサスインスツルメンツは、見通しが好感されて、やはり時間外取引で大幅高となっている。」

K「これらをうけて、今晩の米国株も上げるのではとの期待も高まり、今日の日本株に追い風になっているといえるだろう。」

H「そうだな。日経平均は300円超の上昇で始まり、寄り後も上げ幅拡大の動きとなって、前場38300円台まで上昇し、777円高で引けていた。」

K「後場には一段高となり、38400円台まで乗せてきたからな。」

H「巻き戻しの動きも強まったんだろうな。ヘッジ的に先物売っていた向きもいるだろうし、そういった向きの買い戻しも入ってきたんだろう。」

K「押し目買いをためらっていた向きも、今日は買わざるを得ないという感じで、買ってきた向きも多いのかもな。」

H「そうだな。まあ期待通り今晩の米国株もしっかりと上げて欲しいところだ。」

K「ああ。ただ今晩の米国市場引け後には、メタプラットフォームズやラムリサーチ、IBMなどが決算を発表する。」

H「米国株上げても、それら次第では明日の日本株に重石となる恐れもあるからな。」

K「ああ。それだけに、それらも含めて期待したいモンだ。」

H「明日も日本株しっかりと買われてくれればいいけどな。期待したいモンだ。」


2024年4月23日(火)   

H「今日の日本市場は小幅ながらも続伸となった。」

K「ああ。相変わらず上値の重さは見られているが、下値も限定的となっている。」

H「ただ個別株見ると弱い銘柄も結構見られており、戻り売りも多い感じだ。」

K「そうだな。特に半導体関連株の弱さがまだ続いているといえるだろう。」

H「昨日の米国市場では半導体関連株も反発するもの目立っており、エヌビディアも上げたんだが、日本市場では多くの半導体関連株が寄り高となっている。」

K「まあ米半導体関連株が上げたといっても、それほど強い上げでもないからな。」

H「確かにそうだな。自律反発という感じの上げが多い。」

K「全体的にも自律反発という感じだろう。」

H「まあそうかもな。S&P500指数、ナスダック指数は6日続落していたわけだし、昨日は7営業日ぶりに反発したが、下げてきた分を考えれば大した上げでもない。」

K「中東情勢で目立った懸念が浮上していないことは安心感に繋がるが、その懸念だけで売られてきたわけではないからな。」

H「そうだな。ただ中東情勢の過度な懸念が和らぎ原油相場が下落したのは好感出来るけどな。」

K「まあインフレ圧力に繋がるからな。」

H「やはり今の米国株の弱さは、インフレ懸念が再び強まっているためだ。それにより利下げは結構先になるとの見方になっており、株式市場には重石となっている。」

K「利下げが遅れるというだけでなく、場合によっては再利上げもあるとの声も出てきている。」

H「ああ。さすがにFRBの次の一手が利上げという見方は、米国市場に織り込まれていないといえ、実際にその可能性が高まれば波乱必至だろうからな。」

K「そうだな。今後の経済指標やインフレ動向次第では、それもあり得るだけに、今は積極的に動きにくい状況になっているといえる。」

H「それに加えて、企業決算発表もやはり手控え要因だろう。」

K「そうだな。半導体関連株が軒並み売られてきたきっかけが、ASMLやTSMCの決算発表だからな。」

H「今週は主力ハイテク企業の決算発表も出てくるだけに、それら次第では市場全体に良くも悪くも影響を与える恐れがあるからな。積極的には動きにくい。」

K「ああ。ただ逆に、企業決算で再び投資家心理が強気に傾くという期待もあるからな。」

H「日本でも今週から本格的に企業決算発表が始まった。それだけに上値が重いのも仕方ないだろう。」

K「そうだな。好決算が相次いで、再び日本株を見直す動きが活発になってくれば良いのだが。」

H「ああ。取りあえずは今晩の米国株しっかりと続伸出来るのか注目だな。経済指標発表もあり、引け後にはテスラが決算を発表する。」

K「そうだな。それだけに米国株引け後の時間外取引の動きも注目だな。」

H「期待したいモンだ。」


2024年4月22日(月)   

H「週明けとなる今日の日本市場は反発となった。」

K「ああ。先週末の米国株が高安まちまちで、懸念された程下げなかったことが安心感に繋がった。」

H「ただ先週末の米国市場では半導体関連株やAI関連株に派手に売られるものが目立っており、投資家心理は結構悪そうだけどな。」

K「そうだな。エヌビディアが10%安、AMDは5%超の下落となっており、更にサーバー大手のスーパーマイクロコンピューターが23%超の爆下げとなり、アームが17%近くの下落だ。」

H「えげつない下落だな。SOX指数は4%超の大幅安となっている。」

K「更に前日引け後に決算発表したネットフリックスが9%超の下落となった。」

H「それらの下落を見れば、ハイテク株以外にも売りが波及しても不思議はないモンだけどな。」

K「そうだな。その辺が米国株の強いところだ。ダウは逆行高しているからな。」

H「ああ。朝方に決算発表したアメックスが大きく買われダウを押し上げた他、ディフェンシブ株が買われたことも支えとなった。」

K「それに小型株指数といわれるラッセル2000も小幅ながらも上げていた。」

H「懸念された中東情勢も、それほど嫌気する動きは見られなかったといえる。」

K「そうだな。イスラエルがイランを空爆したと伝わったものの、攻撃は抑制的だったようだからな。」

H「ああ。それにイランも再度の報復攻撃は現時点で考えていないとのことだし・・。」

K「ただハイテク株の下落は懸念だな。ナスダック指数は6日続落しており、先週末は2%超の大幅安となっている。」

H「そうだな。ただその割には日本株は底堅かったといえる。」

K「ただ半導体関連株はしっかりと今日も売られているもの目立っているけどな。まあその割には日経平均良く上げたといえるけどな。」

H「それにアームが爆下げしているにも関わらず、ソフトバンクGの下落も限定的だった。」

K「でも日本株は先週末派手に売られているだけに、ある意味下げ渋り見られるのも当然だろう。」

H「確かにそうだな。日本株は先週末だけじゃなく、先週派手に売られているからな。なんなら、もっとリバウンドしても不思議はない。」

K「そうだな。ただ今週から日本でも企業決算発表が始まるし、米国では引き続き主力企業の決算発表が続々出てくる。」

H「ああ。それだけに押し目買いも入れにくいという面もあるのかもな。」

K「だろうな。それにリバウンド的に上げてくれば、戻り売りも出やすいだろう。」

H「確かにそうかもな。投資家心理が一気に改善でもしてくれれば、また変わってくるんだろうけど。」

K「そのためには、やはり米半導体株などハイテク株が再び強くなってくるということだろう。」

H「今の流れではそういう展開になることは想定しにくい。」

K「期待があるとすれば、やはり企業決算かもな。ポジティブサプライズ的な決算が主力系ハイテク企業から出てくれば、心理も良くなるかもな。」

H「取りあえず今晩の米国株しっかりと上昇出来るのか注目したい。期待したいモンだ。」

 

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